ランドセルのバックルが当たる原因は?確認したい対策
ランドセルを試着したときや使い始めてから、肩ベルトのバックルが体に当たると感じることがあります。
ランドセルの肩ベルトの長さを調節するバックルは「美錠」と呼ばれ、成長や服装に合わせるために必要なパーツです。
しかし、肩ベルトが長すぎる、または短すぎる、左右の長さが違うなどの状態では、美錠の位置がずれて、腰や脇腹に当たりやすくなります。
そこで、今回はバックルが当たる原因、肩ベルトの確認方法、直接の接触を防ぐ美錠受けの役割をご紹介します。
ランドセルのバックルが当たる原因は?
肩ベルトが長すぎる
肩ベルトが長すぎると、ランドセル本体が背中から離れ、下へ下がりやすくなります。
それに伴って肩ベルト下部の美錠の位置も変わり、腰の骨や脇腹に近づくことがあります。
また、ランドセルが後ろで大きく揺れると、歩くたびに美錠の周りが体へ触れやすくなります。
横から見てランドセルと背中の間に大きなすき間がないか、本体が低すぎる位置になっていないかを確かめましょう。
肩ベルトが短すぎる
肩ベルトが短すぎると、肩や胸周りを強く締めやすくなり、美錠やベルトの縁が体に押し付けられることがあります。
「ランドセルと背中のすき間をなくしたい」と思って短くしすぎると、肩の動きや深い呼吸の際に窮屈さを感じる可能性があります。
背中に沿うことと、体を締め付けることは異なります。
腕を上げ下げしても肩ベルトが首や腕の付け根へ強く当たらない長さを探しましょう。
左右の長さや荷物の重さが偏っている
肩ベルトの穴の位置が左右で違うと、ランドセル本体が傾き、片側の美錠だけが体へ近づくことがあります。
ベルトが同じ長さでも、大マチの片側に重い物を集めると、歩いたときに左右へ傾きやすくなります。
まずは肩ベルトの穴を左右でそろえ、教科書やファイルをまっすぐ並べます。
その上で後ろから本体が傾いていないか、左右のバックルが同じ位置にあるかを見ましょう。
バックルの当たりを減らす確認と調整
服装に合わせて肩ベルトを見直す
入学時に合わせた肩ベルトも、体の成長や季節による服装の変化で適した長さが変わります。
薄着の時期には問題がなくても、厚手の上着を着るとバックルが強く押されることがあります。
逆に、冬の長さのまま薄着になると、ランドセルが背中から離れることがあります。
衣替えの時期や成長を感じたときには、普段の服装で背負い、左右を同時に調整しましょう。
立った姿勢だけでなく歩いて確かめる
鏡の前で静かに立っているときは当たらなくても、歩いたり腕を動かしたりすると美錠が触れることがあります。
教科書やタブレットに近い重さの荷物を入れ、数分間歩いてみましょう。
腕を前後に振る、上着を着た状態で背負うなど、通学中に近い動きを試します。
お子さまに「痛くない?」と聞くだけでなく、腰の骨、脇腹、腕の付け根など具体的な場所を確かめると伝わりやすくなります。
痛みがある状態を我慢させない
バックルの当たりは、使ううちに必ず気にならなくなるとは限りません。
赤みが出る、歩くと痛い、片側だけ強く当たるなどの状態は、我慢させず肩ベルトと荷物の位置を見直しましょう。
美錠の位置を無理に曲げたり、ベルトに強い力を加えたりするのは避けます。
調整しても当たりが改善しない場合や、金具にゆがみが見られる場合は、自己判断で修理せずカバンのフジタまでご相談いただくと安心です。
美錠受けと試着で当たり方を確かめる
美錠受けが体と金具の間に入る
美錠受けは、肩ベルトのバックルである美錠が、お子さまの体に直接当たらないように受け止めるパーツです。
フジタのランドセルは、細部の使いやすさとしてこの美錠受けを設けています。
試着では美錠が見えるかだけでなく、体と金具の間に美錠受けがあり、歩いたときも位置が大きくずれないかを見ましょう。
上着の厚さが変わったときにどのように当たるかも、購入前に想定したい点です。
肩・背中・腰全体のフィット感と一緒に見る
バックルが当たらないかだけを見て肩ベルトを調整すると、背あてと背中の間にすき間ができる、肩を締め付けるなど別の違和感が生じることがあります。
肩ベルトの長さを変えたら、必ず正面、横、後ろから全体を見ましょう。
フジタの「ナイスアンドコージーユニット」は、スーパーXベルト、フィットカット、ふっくら天然牛革を組み合わせ、肩、背中、腰の3か所で重さを分散しやすくしています。
実際の通学に近い条件で試す
背負い心地には個人差があり、体型や服装によってバックルの当たり方も変わります。
店頭で数秒間背負うだけでなく、荷物入りで歩き、腕を動かしてご確認いただくと安心です。
カバンのフジタでは、直営店舗、ショールーム、全国展示会のほか、対象モデルを自宅で試せる貸し出しサービスもご用意しています。
受付期間、対象商品、在庫状況などを確認のうえ、普段の上着や荷物に近い条件でじっくりお試しいただくとよいでしょう。
まとめ
ランドセルのバックルが当たるときは、肩ベルトが長すぎないか、短すぎないか、左右の穴の位置が同じかをまず確かめましょう。
荷物の偏りや成長、季節による服装の違いも、美錠の位置に影響します。
フジタのランドセルは、美錠が体に直接当たらないように美錠受けを設けています。
ただし、パーツの有無だけで決めず、荷物を入れて歩き、肩、背中、腰の全体が自然にフィットするかをお子さまと一緒に確かめることが大切です。
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