フジタの想いとは
子どもの笑顔をつくる
大切なお子さまが楽しく学校へ通う笑顔と、
見守るご家族の笑顔。
6年間使い続ける道具として、たくさんの笑顔が咲きますように。
1957年(昭和32年)カバンの専門店として会社を設立以降、
ずっと大切にしてきた想いです。
小さな体に大きく見えるランドセル・ドキドキしながら学校の門をくぐるその時からフジタのランドセルも6年間子どもたちと一緒に成長します。毎日使うものだから毎日快適なものがいい。卒業を迎えるその瞬間までフジタのランドセルは子どもたちに寄り添います。

かたちにしたランドセル
1956年の創業以来、小さな背中を支え続けてきたフジタのランドセル。雪国ならではの職人の知恵によって生まれた雨や雪に強いランドセルは、ここ山形で染色・防水加工も行っており、最後の仕上げは職人が熟練の技でひと針ひと針縫いあげます。

フジタのランドセルの特徴
背負いやすさ
NICE &cozy ユニット
立ち上がり背カンを採用せずに軽く背負える3つのユニット。ふっくら天然牛革・スーパーXベルト・フィットカット「フジタ独自の

使いやすさ
持ち手
前からも後ろからもスッと手が入りやすく握りやすい。首をそらしても違和感のない立ち上がりは鞄職人の逸品だからこそです。

ラウンドポケット
体裁だけのストレートファスナーポケットからラウンドファスナー仕様で、出し入れが楽な大マチポケットにしました。

細部にこだわる丈夫さ
手縫い補強
ベルトと金具のつなぎ部分は経年により糸が緩んでくるところ、金具の際ギリギリを狙い針を入れて、締め上げるよう手縫いで補強します。

美錠受け
美錠とはベルトの長さを調節するバックル。美錠が子どもの体に直接あたらないよう受けるパーツを設けました。

ブラ革部
ブラ革は肩ベルトの下ひものこと。ねじれないよう固いベルトを2枚に重ね、ランドセルのヘリにあたる裏側には更に擦れに強い人工皮革で補強しました。

洗練されたデザインと機能美
大容量
メイン収納部は、内寸ヨコ23.5cm×タテ12.5cm・9.25リットルの大容量。A4フラットファイルがラクラク収納できます。

光る虹は、交通安全
ブレないランドセルづくり
試験と検証
耐圧強度試験は山形県工業技術センター、ふっくら天然牛革の色落ち試験は日本皮革研究所、背中にかかる重さの検証は信州大学へ、より良いランドセルづくりのためにおこなっています。

大切にする取り組み

FUJITAの歴史
山形市十日町でカバン専門店を立ち上げて、今年年目になるカバンのフジタですが、会社登記のまえの本当の創業は、江戸時代にさかのぼります。
山形藤田家の開祖は関西の商売の街、近江から来たと聞いています。
江戸時代、文化文政年1804年、今から約220年前に山形で、藤田長兵衛が今では郷土名産となった紅花づくりをはじめました。
その後、商売代えをし、油紙の商売を営み、関連の防水商品「合羽(かっぱ・雨具)」がよく売れるようになりました。

そして、時代の変化にともない、当時流行のカバンをあつかい、カバンの専門店として会社を設立したのが1957年(昭和32)5月8日、当家八代目藤田吉治のときのことです。
現在私が十一代目を引き継いでおります。
余談ではありますが、7代目まで「長兵衛」も代々襲名して引き継いでおりましが、私の曽祖父がこれを「現代風でない」と廃したそうです。
山形の地方のカバン屋ではございますが、こうやって、歴史を振り返りますと、長きに渡り商売をやってこれたのは、全てまわりのかたのご支援のお陰と、毎日ありがたく思っております。
心よりの感謝の気持ちを込めて
十一代目 藤田宏基
