快適な背負い心地は、
軽さに繋がる NICE&COZYユニット
フジタのランドセルづくりの経験と知恵から生まれた、こだわりの背負い心地。そこには子どもたち1人ひとりに寄り添い、想いを形にする3つの挑戦が活きています。

ランドセルを「軽く」するカギは 3つのフィット感にあります
ランドセル選びでは、ランドセル本体の重量よりも「背負い心地」が重要です。それは、本体が同重量でもその背負い心地の違いによって、感じる重さに差が出るためです。
ランドセル作りにおいて、素材・構造までが研究され尽くした現代。ランドセル本体の軽量化は、サイズや素材を工夫しても限界があり、すでに極めたといっても過言ではありません。フジタでは、ランドセル本体の軽量化だけではなく、さらにその先の「背負い心地」を追求しました。
背負った時に「軽く感じる」=負担がないランドセルを目指し、たどり着いたのが『NICE & COZYユニット』です。肩などの1点だけで重さを支えるのではなく肩・胸・脇腹・腰と、広い面で重さを分散する構造で「軽く感じる」ランドセルを実現しました。
POINT 1 使うほど優しく体になじむ「ふっくら天然牛革」
肌に直接触れる肩ベルト裏・背あてには「ふっくら天然牛革」を使用。
『馴染む特性をもつ天然皮革だからこそ』ご入学からご卒業まで、『一人ひとりの背中のカタチにあわせるように全体に』ぴったりフィットします。負荷が広く背中全体に『分散』するため、やさしい背負い心地を実現します。ビンの蓋(フタ)が液体をもらさないように、お子さまの背中全体にふっくら天然牛革がぴったり密着し、オーダーメイド級の軽く感じる背負い心地となります。
また、天然素材ならではの肌あたりと通気性のよさで夏はムレず、冬は温かく快適に背負うことができます。POINT 2 体の曲線にフィットする「スーパーXベルト」
ヒトの体は直線ではなく、曲線でできています。そのため、直線のベルトでは体にぴったりフィットすることはできません。大きく曲線を描いた「スーパーXベルト」はランドセルのベルトを正面からみると、アルファベットの“X”のような形状で、肩・胸・脇腹にぴったりフィットします。重さを効率よく分散するため、登山用リュックからヒントを得て、肩ベルトも体の曲線にあわせてカーブ。走っても、飛び跳ねても「スーパーXベルト」が体に密着するので、ランドセルの重みをしっかりと分散してくれます。
POINT 3 背中と腰で重さを分散「フィットカット」
腰にあたる部分を大きく盛り上げた背あてには「フィットカット」を採用。肩ベルトの「スーパーXベルト」が、肩・胸・脇腹に荷物の重さを分散し、「フィットカット」が背中と腰で荷物の重さを支えます。面積の広い背中から腰で重さを分散できれば、肩にかかる負担はさらに小さくできます。ランドセルの背あてと体のフィット感は重い荷物を”軽く”させるには欠かせません。
詳しくはコチラ
業界初ランドセルの背負い心地を見える化!
従来型(※)のランドセル | フジタのランドセル「NICE & COZYユニット」仕様 |
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創業から66年にわたり伝承してきた「快適な背負い心地」に対する想いとこだわり。
その想いを形に落とし込んだのが「NICE & COZYユニット」です。
実際にフジタのランドセルを背負っている時、肩と背中や腰にかかる負荷はどのようになっているのか。
信州大学の吉田教授へ検証を依頼し「背負い心地」を見える化しました。
「山形さくらんぼガールズ」と信州大学を訪ね、
背負い心地の見える化を検証しました

検証をお願いしたのはこちらの先生
- 信州大学 繊維学部 先進繊維・感性工学科
吉田 宏昭 教授 - 京都大学再生医科学研究所研究機関研究員(講師)、 Johns HopkinsUniversityポストドクター、産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター研究員、信州大学繊維学部先進 繊維・感性工学科准教授などを経て、2019年同教授。博士(工学)。 感性工学を専門とし、製品開発をおこなう。 主な研究テーマは、寝る・座る・歩く・食べる・背負うといった 日常生活行動に関する感性計測・評価など多岐にわたる。

検証「NICE & COZYユニット」実際の背負い心地はどう違うの?
従来型(※)のランドセル | フジタのランドセル「NICE & COZYユニット」仕様 | |
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従来型のランドセル
2箇所に集中
背中の上部(左右の肩)が緑〜黄〜赤に 染まっています。ランドセルの重さが2 箇所に集中していることが分かります。 ランドセルが重くなる高学年(6年生) の肩の部分は、強い負荷を示す赤になり ました。
「NICE & COZYユニット」仕様
3箇所に分散
背中の上部(左右の肩)と背中の低い部 分(腰の位置)が緑〜黄です。ランドセ ルの重さが3箇所に分散しているため、従 来型のような強い負荷(赤)が見られませ ん。
検証結果!「NICE & COZYユニット」ならご入学からご卒業まで軽い背負い心地

Comment 従来型のランドセルは、肩・背中の2箇所で背負っていることから、 負荷が集中しているのに対し、「NICE & COZYユニット」は肩・ 背中・腰の3箇所でしっかりと負荷が分散されているのが分かります。 また、分散されることにより背中に接するそれぞれの部分の負荷が少 ないことも分かりますね。
※図は当社比データです。
※測定値には個人差があります。
※従来型とは「NICE & COZYユニット」(スーパーXベルト、フィットカット、ふっくら天然牛革)仕様 ではないランドセルを指します。
NICE & COZYの名付け親
「カバンのフジタ」は山形で代々続くカバンの専門店。ランドセルを通して、子どもたちの成長を見守りたいという思いから長年ランドセルの開発に力を注いできました。特に10代目にあたる藤田宏次(ふじた こうじ)社長は、真摯で熱い思いをランドセルに託してきました。
「このアイディアたちに名前をつけたい」
宏次(こうじ)に、“親しくなる”、“仲良くなる”、“楽ちんな”という言葉「COZY」を掛け、楽ちんで、使っていくうちにどんどん仲良くなれるランドセル 子どもたちとランドセルの理想の関係を願って名付けました。

Point2軽量コンパクトで大容量
「お子さまへの想い」が100年続いたランドセル製法を変えた!!身体の負担を軽くするコンパクトだけど大容量を実現したキューブ型。
Point3天然素材へのこだわり
驚くほど「軽い!」その理由は「背負いやすいから」。毎日笑顔で通学するためにフジタは“背負いやすいランドセル”を作りました。
Point4しっかりとしたランドセル作り
すべての工程に心を込めて。販売のスペシャリストと牛革キューブ型を縫うことができる数少ない職人の手で作り上げたランドセルです。
Point5飽きのこないデザインとカラー
派手な装飾がなく、お気に入りのカラーが選べるランドセルです。安心して好きなカラーをどうぞ!シンプルでカラフルには理由があります。