ランドセルのお手入れ方法!色落ちさせないためのポイントもご紹介

ランドセルは、お子さまの学校生活の大切なパートナーです。
毎日の使用で避けられないのが、色落ちや汚れの問題ではないでしょうか。
そこで今回は、ランドセルの色落ちや汚れに対する安全な対処法をご紹介します。
ランドセルを長く、美しく保ちたいとお考えの方は是非ご覧ください。

□ランドセル内部の汚れ対策

ランドセルの内側は、日々の使用で意外と汚れが溜まりやすい部分です。

1.えんぴつ汚れへの対応
軽度なえんぴつ汚れは、消しゴムで優しくこすって取り除きます。
強くこするとランドセルの内部を傷つける可能性があるため、注意が必要です。
また、水分を使うと黒ずみが落ちにくくなるので、乾いた状態での対応が望ましいです。

2.底板の清掃
ランドセルの底板には、えんぴつの芯や消しゴムのカスが溜まりがちです。
定期的に空のランドセルを逆さにしてゴミを取り除くこようにしましょう。

また、底板にあるプレートは、濡らしてからしっかり絞った布で拭き取ります。
それでも汚れが落ちないという場合は、水で薄めた中性洗剤で拭き取るのがおすすめです。

ランドセルの内部を清潔に保つことは、お子さまの教科書類を汚さないことにもつながります。
日々のちょっとした心配りが、ランドセルをきれいに保つ秘訣です。

□牛革ランドセルのケア

牛革製のランドセルは、その質感と耐久性で人気がありますが、適切なケアが必要です。

*文房具による汚れ

文房具による汚れは、最も頻度が高いと考えられます。
以下では、文房具別の汚れの対処法をご紹介します。

・ボールペン:ベンジンで浸した布や綿棒を使って優しくなぞる
・水性ペン:基本的には水拭き、落ちにくい汚れは中性洗剤を薄めて拭く
・油性ペン:食用油で浸した布や綿棒を使って汚れを浮かせながら拭き取る
・墨汁:ベンジンで浸した布や綿棒を使って汚れ部分を叩くように拭き取る
・絵の具:水彩絵の具は落ちにくいため注意が必要

油性ペン、墨汁、水彩絵の具が完全に落ちない場合も考えられます。
購入したランドセルメーカー、またはランドセルのクリーニング店に相談してみてください。

*食べ物の汚れ

食べ物の汚れは、シミだけでなく、ニオイも落ちにくくなるので早めの対処が必要です。
中性洗剤を使えば油を含んだ汚れもある程度落とせます。
外側についてしまった食べ物の汚れは、柔らかい布で表面を拭き取るようにしてください。

*汗染みの汚れ

育ち盛りのお子さまは、登下校の間によく汗をかきます。
背当てや肩ベルトについた汗をそのままにしてしまうと、牛革が傷むだけでなく、シミとして残ってしまいます。
汗がついた時は、中性洗剤を薄めてから軽く拭き取ったあと、皮革用の防水スプレーで表面を保護するようにしましょう。

*雨に濡れたとき

雨が降りそうな日は、極力レインカバーを使うのが理想です。
突然の雨でランドセル本体が濡れてしまった時は、乾いた布で表面の水気を吸い取るように拭き取りましょう。

濡れたまま放っておくと革が硬くなってしまうので注意が必要です。

□ランドセルをお手入れする際の注意点!色落ちには注意

ランドセルのお手入れは、その美しさと耐久性を保つために欠かせませんが、注意すべきポイントがあります。

1.強くこすりすぎない
ランドセルの素材を傷めないよう、やさしく拭いてあげることが重要です。
どんなに耐久性に優れたランドセルであっても、慎重に扱う必要があります。

2.食べ物の汚れは迅速に対処
食べ物の汚れは、放置すると取り除きにくくなり、さらには臭いもついてしまいます。
早めの対処が汚れを最小限に抑えるカギとなります。

3.保管場所
直射日光を避け、風通しの良い場所で保管することがランドセルの状態を良好に保つ秘訣です。
湿度が高い場所は避け、カビのリスクを減らしましょう。

4.ランドセルカバーを正しく使用
ランドセルカバーはランドセルを保護する一方で、湿気を閉じ込めてしまうことにもつながります。
定期的に取り外し、ランドセルを風通しの良い場所で乾燥させることが重要です。

5.素材に応じたケア
牛革と人工皮革では、お手入れ方法に違いがあります。
素材に適したクリーナーやケア方法を選び、ランドセルを長持ちさせましょう。

例えば、人工皮革のランドセルに牛革専用のクリーナーを使用してしまうと、ひび割れや表面の剥がれにつながります。
また、漂白剤はどのような種類であってもランドセルの色落ちの原因になりますので、注意が必要です。

以上がランドセルをお手入れする際の注意点です。
これらの注意点をおさえ、正しい方法でランドセルをお手入れしましょう。

□まとめ

ランドセルのお手入れは、お子さまが気持ちよく学校生活を送るために大切な役割を担います。
内部の清掃から外部のケア、そして注意すべきポイントまで、適切な方法で行うことが重要です。
日々のお手入れが、ランドセルの美しさを長期間保つことにつながります。
ランドセルを大切に扱うことはお子さまにとっても大切な学びとなり、責任感や物を大切にする心を育む機会にもなるでしょう。

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