ランドセルの肩ベルトがずり落ちる?解決策と便利アイテムをご紹介

6年間使うことを想定されたランドセルなので、使い始めのうちはお子さまの体が小さく、肩ベルトがずり落ちてしまうことも考えられます。
ランドセルの肩ベルトがずり落ちる問題はささいな問題に思えるかもしれませんが、これが積み重なるとお子さまの体にも負担を与えてしまいます。

そこで今回は、ランドセルの肩ベルトがずり落ちる問題に焦点を当て、その原因から解決策までを解説いたします。

□ランドセルの肩ベルトがずり落ちる原因とは?

ランドセルの肩ベルトがずり落ちる原因は2つ考えられます。

*肩幅と体格の影響

ランドセルの肩ベルトがずり落ちる原因として最も一般的なのは、お子さまの肩幅や体格です。
特に、小学校低学年のうちは体が小さいため、ランドセルが大きく感じたり、なで肩で肩ベルトが安定しなかったりする場合が多いです。

*ランドセル自体の設計

また、ランドセルが昔よりも大きくなっていることが原因の1つとして考えられます。
近年、小学校で学ぶ内容が増え教科書自体が大きくなった影響で、ランドセル自体が大きくなっています。
ランドセルが大きくなったことで、教科書やノートなどの出し入れがしやすくなったものの、お子さまの体格がそれに追いついていないのが現実です。
このギャップが、肩ベルトがずり落ちる原因となり、お子さまの体に負担をかけてしまいます。

お子さまが「肩ベルトがずれる」といっても、「成長すれば大丈夫」と過小評価してしまうことも多いです。
しかし、ランドセルが肩からずり落ちている状態のまま通学していると、お子さまの体への負担が大きくなってしまいます。
お子さまの登下校の様子を見てみたり、「肩ベルトが落ちやすくないか」と聞いてみたりして、ランドセルがずれ落ちていないか確かめましょう。

□ランドセル用チェストベルトでずり落ちを防ぐ

ランドセル用のチェストベルトは、肩ベルトを胸で固定するための補助具で、体が小さかったり、なで肩だったりすることが原因でランドセルの肩ベルトがずり落ちてしまう問題を解決できます。

家から小学校までの距離が長いお子さまや小学校に持っていく荷物が多いお子さまに特にランドセル用のチェストベルトはおすすめです。
ランドセル用のチェストベルトを利用することで、ランドセルを体にしっかり固定できるため、重いランドセルを持っていても歩きやすくなるのです。
ランドセルが重いと、前屈みの姿勢になったり、そり腰の姿勢になったりしてしまいます。
ランドセルを正しい姿勢で背負えると、お子さまがランドセルの重さで腰痛になることも防げます。

ランドセルの重さ対策として、教科書を電子化したり、置き勉を推奨したりして、荷物が重くならないように対策を取っている小学校もありますが、家庭でもできる限りお子さまの体を気遣うようにしましょう。

また、ランドセル用のチェストベルトは、友達と走り回りながら帰ってくるお子さまがいるご家庭にもおすすめです。
走り回るとランドセルの重さに遠心力が働くため、ランドセルが肩からずり落ちやすいです。
ランドセル用のチェストベルを利用すると、体からランドセルが離れにくくなるため、ランドセルが周囲のお子さまに当たってしまうトラブルを防げたり、ランドセルを壁にぶつけて傷ついたりすることを防げます。

□ランドセルの肩ベルト調整の仕方

ランドセルの肩ベルトを調節することも、ランドセルが肩からずり落ちないようにする対策として効果的です。
肩ベルトの長さを調節する際は、3つのポイントを意識しましょう。

1つ目は、背中とランドセルの間に隙間がないようにすることです。
背中とランドセルの間に隙間があると、ランドセルの重心が下がってしまうため、体への負担が大きくなってしまいます。
ランドセルが背中にフィットするようにすることで、ランドセルが軽く感じられます。

2つ目は、肩ベルトが肩や脇のラインにフィットするようにすることです。
ランドセルを背負った状態で、腕を上げてみて、脇腹に肩ベルトがフィットするようにしましょう。

3つ目は、ランドセルが地面に対して垂直になるようにすることです。
ランドセルの肩ベルトの長さを調節し、ランドセルの重心が上がるようにすると、自然な姿勢でランドセルが背負えます。
また、ランドセルの1番高いところが肩よりも上になっているかもポイントです。

肩ベルトの長さの調整は、季節に応じてする必要があります。
例えば、冬になると厚着をするため、肩ベルトを少し緩めると良いです。
その際、春になって再び調節することを忘れないようにしましょう。

また、お子さまは成長にも合わせて肩ベルトの長さの調節をしましょう。
お子さまの成長は早いため、定期的に肩ベルトを調節してくださいね。

□まとめ

ランドセルの肩ベルトがずり落ちる原因は、お子さまの体格が小さいことやランドセル自体が大きくなっていることが考えられます。
ランドセルが肩からずり落ちないようにするためには、ランドセルの肩ベルトの長さを調節したり、ランドセル用のチェストベルトを利用したりすると良いです。

ランドセル選びの際は、ぜひカバンのフジタまで、お気軽にご相談ください。

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