ランドセルカバーで雨の日も安心!機能と選び方で大切な荷物を
雨の日、お子さまの通学にはいつも以上に気を使いますよね。
せっかく大切にしているランドセルが雨に濡れ、中の荷物まで濡れてしまうのは避けたいものです。
しかし、数多く存在するランドセルカバーの中から、どのような機能を持つものを選べば、雨からしっかりとランドセルを守れるのか、迷ってしまうこともあるでしょう。
さらに、お子さまが毎日使う大切なアイテムだからこそ、デザイン性や安全性といった、機能面以外の要素も気になるものです。
今回は、雨の日に最適なランドセルカバー選びのポイントをご紹介します。
Contents
雨からランドセルを守るカバーの機能
防水性と撥水性の違いを理解する
ランドセルカバーを選ぶ上で、まず理解しておきたいのが「防水」と「撥水」の違いです。
撥水加工とは、素材の表面に水をはじく性質を持たせる加工であり、小雨程度であれば水滴は玉となって流れ落ちます。
しかし、長時間強い雨にさらされたり、生地に染み込んだりすると、内部に水が浸透する可能性があります。
一方、防水加工は、生地自体が水を透過しないように作られており、一般的にはビニール素材や、防水フィルムをラミネートした生地などが該当します。
ランドセルカバーにおいては、完全防水を謳う製品もありますが、多くは高撥水加工が施されている場合が多いです。
どちらの機能が、どの程度の雨量や時間に対応できるのかを把握しておくことが、適切なカバー選びの第一歩となります。
雨を防ぐ素材の種類と特徴を知る
雨からランドセルを守るカバーの素材は多岐にわたりますが、代表的なものとしてはポリエステル、ナイロン、PVC(ポリ塩化ビニル)などが挙げられます。
ポリエステルやナイロン製のカバーは、軽量でありながら耐久性に優れ、速乾性も高いという特徴があります。
これらの素材に高密度な織りやPUコーティング(ポリウレタンコーティング)を施すことで、高い撥水性や防水性を実現しています。
PVC製のカバーは、その名の通りビニール素材で作られているため、防水性は非常に高いのですが、他の素材に比べてやや重くなりがちで、折りたたんだ際のシワが残りやすいという側面もあります。
それぞれの素材が持つ特性を理解し、重視するポイント(軽さ、耐久性、防水性能など)に合わせて最適な素材を選ぶことが重要です。
構造が雨の浸入を防ぐ効果を高める
カバーの素材だけでなく、その構造も雨の浸入を防ぐ上で非常に重要な要素となります。
例えば、ランドセルの上からすっぽり被せるタイプや、フラップ(かぶせ)部分を覆い、マジックテープやボタン、ドローコードなどで固定するタイプなど、様々な形状があります。
特に注意したいのは縫製部分です。
生地自体が高撥水・防水性能を持っていても、縫い目から水が浸み込んでしまうことがあります。
そのため、縫い目にシームテープ加工が施されていたり、丁寧な二重縫製がされていたりする製品は、より雨水の浸入を防ぐ効果が期待できます。
雨の日でも安心なランドセルカバーの選び方
お子さまが喜ぶデザイン性の見極め方
雨の日の通学は、どうしても気分が沈みがちですが、お気に入りのデザインのカバーがあれば、お子さまの通学へのモチベーションにも繋がります。
お子さまが喜ぶデザインを見極めるためには、まずはお子さまの好みや興味を把握することが大切です。
好きなキャラクターや、明るい色、あるいは流行りの柄など、お子様が「使いたい」「学校に持っていきたい」と思えるデザインを選びましょう。
一方で、キャラクターものは、成長と共に好みが変わる可能性もあります。
そのような場合は、リバーシブル仕様になっていて、裏面はシンプルな無地や落ち着いたデザインになっているものを選ぶと、長く愛用できるでしょう。
親子で一緒にデザインを選び、お子さまが誇らしく思えるカバーを見つけることが、毎日の通学を楽しくする秘訣です。
安全性を高める反射材付きカバーを選ぶ
雨の日は、空が曇っていたり、夕立に見舞われたりすることで、視界が悪くなりがちです。
特に、下校時刻が早朝や夕暮れ時と重なる場合、車や自転車のドライバーから歩いているお子さまの姿が見えにくくなり、交通事故のリスクが高まります。
そこで、ランドセルカバーに反射材(リフレクター)が付いているかどうかを確認することは、お子さまの安全を守る上で非常に重要です。
反射材は、車のヘッドライトなどの光を効率よく反射し、ドライバーからの視認性を格段に高めてくれます。
カバーの前面や側面、肩ベルト部分などに反射材が付いている製品を選ぶことで、雨天時や薄暗い時間帯の通学における安全性をより高めることができます。
お子さまの安全を第一に考え、反射材の有無は必ずチェックしましょう。
フィット感と着脱のしやすさを確認する
ランドセルカバーがランドセルにしっかりとフィットしていないと、カバーとランドセルの間に雨水が入り込んだり、走行中にカバーがずれてしまったりする可能性があります。
そのため、お子さまのランドセルのサイズ(特にフラップの大きさや全体の形状)に合ったカバーを選ぶことが肝心です。
カバーの縁に十分な伸縮性のあるゴムが入っているか、マジックテープやボタンなどの留め具が、ランドセルにしっかりと固定できる強度を持っているかを確認しましょう。
また、毎日のことですので、お子さま自身が簡単に、そして素早く着脱できるかどうかも重要なポイントです。
特に低学年のお子さまの場合、複雑な操作が必要なカバーは、かえって負担になってしまうこともあります。
実際に店舗で試したり、レビューを参考にしたりして、フィット感と着脱のしやすさを確認することをおすすめします。
雨天時のランドセルカバーの正しい使い方
ランドセルカバーの効果を最大限に引き出し、長く使い続けるためには、正しい使い方と手入れが重要です。
まず、カバーは雨に降られる前に、登校前に装着することが基本です。
帰宅後、カバーが雨で濡れている場合は、そのまま放置せず、必ず広げて風通しの良い場所で陰干しするようにしましょう。
湿ったまま放置すると、カビの発生や素材の劣化を早める原因となります。
また、カバーの表面に施された撥水・防水効果は、使用頻度や経年によって徐々に低下していきます。
定期的に水を弾くかを確認し、効果が弱まってきたと感じたら、市販の防水スプレーを適切に使用するなどのメンテナンスを行うことをおすすめします。
さらに、カバーに破れやほつれがないか、ゴムが伸びすぎていないかなど、定期的に点検することも大切です。
まとめ
雨の日の通学は、ランドセルが濡れてしまう心配がつきものですが、適切なランドセルカバーを選ぶことで、その悩みを大きく軽減することができます。
カバーを選ぶ際には、まず「防水性」と「撥水性」の違いを理解し、素材や構造が雨の浸入をどれだけ防げるのかを見極めることが重要です。
さらに、お子さまが喜ぶ「デザイン性」や、安全性を高める「反射材」の有無、そして毎日の使いやすさに直結する「フィット感」と「着脱のしやすさ」も考慮に入れるべきポイントです。
これらの機能性とデザイン性をバランス良く備えたカバーを選び、正しい使い方と手入れを心がけることで、雨の日でも安心して、そして楽しく通学することができます。
お子さまの通学を快適にするためにも、最適なランドセルカバーを見つけてみてください。
カバンのフジタでは、雪国でも安心のランドセルカバーを販売しており、10年以上お客様に親しんでいただいています。
ぜひ今回の情報を参考にしていただき、お子さまにとって最良のランドセルカバー選びを実現してください。
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