ランドセル自動ロックとは?メリットとデメリットを解説

親御さまがランドセルを選ぶ際、色やデザインなどさまざまな要素を考慮しますが、最近特に注目されているランドセルの機能は自動ロックです。

今回は、ランドセルの自動ロックはどのような仕組みなのか、そして自動ロックのメリットとデメリットを解説します。
手動ロックと何が違うのか、自動ロックと手動ロックのどちらのランドセルを選べば良いのか迷われている方はぜひ参考にしてください。

□ランドセルの自動ロックとは?

ランドセルのかぶせをロックする部分には、自動ロックと手動ロックの2つの選択肢があります。
ランドセルの自動ロックは、2010年ごろから導入されるようになり、最近は自動ロックのランドセルが主流です。
自動ロックが導入された当初は、うまくロックがかからなかったり、すぐ金具の部分が壊れてしまったりしていましたが、自動ロックの技術は進化し、その問題点も次第に改善されてきました。

手動ロックでは錠前を手で回してかぶせを固定する必要がありましたが、自動ロック機能はランドセルのかぶせを押し込むと、錠前が90度回転して自動で閉まってくれます。
自動ロック機能はオートロックともよばれ、手動ロックとは異なり、自分の手で錠前を閉める手間が省けます。
ただ、ランドセルの鍵を開ける際は、自分の手で錠前を回す必要があります。

自動ロックのランドセルと手動ロックのランドセルのどちらが良いかは、6年間ほぼ毎日ランドセルを使うお子さまに選ばせてあげると良いでしょう。

□自動ロック機能の主なメリット

ランドセルの自動ロック機能のメリットを3つ解説します。

*低学年でも簡単に扱える

自動ロック機能は、金具を特定の位置にはめるだけなので、小学校に入学してから間もないお子さまにとっても非常に扱いやすいです。
手動ロックと自動ロックの違いは、金具を手で回すか回さないかのわずかな違いではありますが、自動ロックがあれば、登校前の忙しい時間でも、お子さまがロックに手間取ることなくスムーズに登校できます。
また、お子さま自身にランドセルを準備させられるため、親御さまの手間も減らせたり、お子さま自身が自分の物をしっかりと管理することの大切さを教えられたりします。

*閉め忘れのリスクを軽減できる

手動ロックの場合、錠前を閉め忘れてしまうと、ランドセルの中にある教科書やノートが地面に散乱してしまう可能性があります。
しかし、自動ロック機能があるランドセルを選ぶことで、このようなトラブルを防げるのです。
お子さまは学校生活の中で、上靴と運動靴を履き替えたり、帰りのあいさつをしたりするなど、ランドセルを背負ったまま姿勢を変える場面が多くあります。
自動ロック機能があれば、うっかり閉め忘れてしまっても安心ですね。

*かっこよよさがある

自動ロック機能は、お子さまにとってもかっこいいと感じられる要素の1つです。
目の前でクルッと自動で回る金具は好奇心が旺盛なお子さまにとって魅力的で、特に機械に興味を持つお子さまは、この機能に強く惹かれるようです。
自分の興味がある機能が付いたランドセルであるならば、6年間にわたって大切に使ってくれる可能性も高いでしょう。

□自動ロック機能のデメリット

ランドセルの自動ロック機能のデメリットは3つあります。

1つ目は、かぶせがきちんとロックできているかの確認を怠る可能性があることです。
お子さまが自動ロックのランドセルを使い慣れてくるうちに、かぶせがロックされているかを確かめ忘れてしまうこともあるようです。
ランドセルを安心して使用するためにも、ランドセルのロックができているかを確かめる習慣を身につけることが大切です。
もしかすると、手動ロックのランドセルを選ぶ方が、きちんとランドセルのロックをする習慣が付くかもしれません。

2つ目は、壊れる可能性があることです。
自動ロック機能が搭載されているランドセルは、手動ロックのランドセルと比べて故障のリスクが高いです。
例えば、お子さまがランドセルを床に強く置いた際の衝撃や何度も鍵を開閉することで起こる金具の摩耗で自動ロック機能が故障することが考えられます
確かに、技術の進化により、自動ロックの故障のリスクは減少してきましたが、完全にゼロであるとはいえません。

3つ目は、うまくロックがかからないことがあることです。
ランドセルのかぶせをロックする際に、錠前の位置が少しでもずれていると、ロックがからないことがあります。
お子さまがランドセルのロックがかかったと安心して、ランドセルの鍵が開いたまま、走り出したり、大きな動きをしたりすると、ランドセルの中身がこぼれる可能性やかぶせがずれて、金属部分が近くのお友達に当たるリスクも考えられます。

□まとめ

自動ロック機能が付いているランドセルには、低学年のお子さまでも簡単に扱えることや時間がない朝でもランドセルの閉め忘れを防げるメリットがあります。
しかし、金具のはめる位置がずれてしまうと、かぶせがロックできていない状態になり、ランドセルの中のものが飛び出すことがあるので注意しましょう。

ランドセル選びでお悩みの方はぜひカバンのフジタまでご相談ください。

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