入学前のランドセルの保管方法とお手入れ方法について解説！

お子さまが学校に通う上で毎日使うことになるランドセル。
お子さまに笑顔で楽しく学校に通い始めてもらうためにも、実際に届いてからもきれいに保管しておきたいですよね。

そこで今回は、届いたランドセルの保管方法や万が一汚れた時のお手入れ方法を紹介します。
細かくチェックする部分もあるので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

□ランドセルが届いたら確認したいこと

ランドセルが手元に届いたら、すぐに中身を確認する必要があります。
もし不良品だったら、交換や返品をしなければなりません。
入学式の直前にバタバタしないよう、届いたらすぐ中身を確認しましょう。

確認したい項目は以下のようになっています。
どれも大事なことですので、忘れずに確認してください。

＊購入品が揃っているか

ランドセルの箱の中には、ランドセルの他に保証書や時間割表シールなどが入っています。
特に、保証書は大切なものなので、6年間しっかりと保管しておきましょう。

＊商品状態が適切か

購入品が揃っていることを確認できたら、次はランドセルの部品をつけます。
届いたランドセルにはチルドプレートが付けられていません。
チルドプレートを付ける時は、面ファスナーを下向きにして、傾斜が低くなっている方を背中側にして接着しましょう。

ただし、中にはチルドプレート自体が付いていないランドセルもあります。

＊検品シールが付いているか

ランドセルの内側には、品番が書かれたシールが貼られています。
これは検品シールと呼ばれるもので、これがあると、修理する時に種類の特定が可能です。
先ほど紹介した保証書を万が一紛失してしまった場合でも、ランドセルの種類や年代を特定できます。

＊サイズがお子さまに合っているか

ランドセルが届いたら、お子さまがランドセルを使えるように肩ベルトの位置を調整する必要があります。
中には、届いてから実際に使用するまでの期間が長くなることもあるので、タイミングを見極めて調整しましょう。

ベルトの調整方法を紹介します。
まず、肩ベルトと下ベルトを取り外します。
両方取り外したら、肩ベルトを下ベルトの留め具の部分に通します。
通したら、穴で固定します。

小学一年生の平均的な固定位置は上から2番目の穴です。
そのため、まずは上から2番目の穴で固定し、必要に応じて調整するといいでしょう。

また、肩ベルトを調整する時は、地面に対してランドセルが垂直になっているか、背中に隙間がなく、ランドセルと背中がぴったりとくっついているかを確認しましょう。

カバンのフジタのランドセルは、背あてや肩ベルト裏にふっくらした天然牛革を採用しており、小学生のお子さまでも非常に使いやすいです。
ランドセルの購入を検討されている親御さまは、ぜひ一度お問い合わせください。

□ランドセルの保管方法

届いたランドセルのチェックや調整が完了したら、入学までにきれいに保管しておきましょう。

おすすめは、届いた時の箱の中に入れて保管することです。
ランドセルを箱から出した状態で保管しようとすると、小さなお子さまが落書きをして汚してしまったり、傷を付けてしまったりする場合があります。
箱に入れておけば、中身が傷つくこともなく安心ですよね。

また、保管場所は風通しが良く湿気の少ない場所にしましょう。
保管する時は縦で置いても横で置いても問題ありませんが、横にして保管する場合は、ランドセルの背中部分が下になるようにして置いてください。

□ランドセルのお手入れ方法

お子さまは、学校からの帰り道に突然雨が降ってきたり、水遊びをしたりしてランドセルを汚してしまうケースも多いと思います。
ランドセルが汚れてしまったらどうすれば良いのでしょうか。

基本的にランドセルには防水加工が施されていますが、雨等で長い間濡れてしまっていると、素材が傷んでしまいます。
そのため、濡れてしまった場合は、お子さまのご帰宅後に乾いた布を使ってしっかりと水分を拭き取るようにしましょう。
水分を十分に拭き取ったら、風通しの良い場所に置いてじっくりと乾燥させてください。

また、別売りの雨カバーを付けるのもおすすめです。
特に、台風といった雨が強い日は、全体を覆うようなカバーをかぶせておくと良いでしょう。

雨によってランドセルが傷まないことはもちろん、横から入る雨によってノートや教科書が濡れてしまうといったことも防げます。
必要だと感じた場合は、ぜひ取り入れてみてくださいね。

□まとめ

ランドセルがご自宅に届いたら、まずは必要なものがすべて届いたかを確認しましょう。
特に、保証書と検品シールの確認は必須です。
そして、お子さまに合うように肩ベルトを調整し、保管しておきましょう。

実際に小学校に通い始めると、お子さまがランドセルを汚してしまうこともあると思います。
そんな時は、帰宅後に乾いた布で水分をしっかりと拭き取ります。
拭き取った後は、風通しが良い場所にしばらく置いて乾燥させましょう。

今回の記事を参考に、お子さまが6年間きれいなランドセルを使って快適に学校に通えるように、準備しましょう。