卒業後のランドセルはどうする?財布へのリメイクが選ばれる理由

「6年間、毎日一緒に登校したランドセル。卒業した後はどうしよう……」
そんな想いを抱えているご家族は多いのではないでしょうか。
お子さまの成長を一番近くで見守ってきたランドセルには、傷の一つひとつにまで大切な思い出が詰まっています。
しかし、そのまま保管しておくと場所を取ってしまい、いつの間にか押し入れの奥に眠ってしまうことも少なくありません。
そこで今、多くの親御さまに選ばれているのが「ランドセルのリメイク」です。
なかでも「財布」へのリメイクは、実用性が高く、卒業後も長く愛用できることから一番人気のアイテムとなっています。
今回は、カバンのフジタのスタッフとして、ランドセルを財布にリメイクする魅力や、失敗しないためのポイントについて詳しく解説します。

Contents

ランドセルを財布にリメイクする魅力とメリット

日常使いできるアイテムへの生まれ変わり

ランドセルは、お子さまが小学校生活で手にする最も高価で、最も思い入れのある道具の一つです。
卒業と同時にその役目を終えますが、革そのものは非常に丈夫に作られています。
リメイクの最大の魅力は、形を変えて、再び日常に寄り添うアイテムになることです。
かつて背負っていたランドセルの革が、今度は中学生や高校生になったお子さまのポケットや鞄の中で、財布として活躍する。
それは、モノを大切にする心を育む素敵な体験にもなります。
以前は観賞用のミニランドセルが主流でしたが、最近は実際に使えるものへのリメイクがトレンドです。
その筆頭が財布であり、以下の理由から支持されています。

・持ち運びやすさ
コンパクトになり、どこへでも持ち歩けます。

・耐久性
ランドセル専用のタフな革を使用しているため、一般的な財布よりも丈夫な場合があります。

・デザイン性
ランドセルのカブセ(蓋)の部分にある刺繍やステッチ、特徴的な金具を活かすことで、世界に一つだけのデザインに仕上がります。

素材の良さを活かした唯一無二の風合い

フジタのランドセルをはじめ、本格的な天然皮革を使用したランドセルは、使い込むほどに味わいが増すエイジングが楽しめます。
特にコードバン(馬革)は、財布にリメイクした際にも独特の光沢と高級感があり、一生モノの小物として生まれ変わります。
一方で、人工皮革は軽くて手入れがしやすいため、アクティブに動くお子さまの普段使い用財布として非常に優秀です。
リメイクした財布は、お子さま本人が使うのはもちろん、ご両親や祖父母へのプレゼントとしても大変喜ばれます。
ランドセルを買ってくれたおじいちゃんやおばあちゃんへ、感謝を込めて小銭入れを贈るというエピソードは、私たちスタッフにとっても非常に心が温まるお話です。

プロの職人が手掛けるクオリティ

私たちはランドセルづくりのプロとして、リメイクにも一切の妥協をしません。
ランドセルの革は厚みがあり、そのままでは財布にするには適さない場合があります。
そこで、熟練の職人が革の厚みを微調整する「漉き(すき)」の工程を行い、財布としての美しさと機能性を両立させます。
元々のランドセルにあった思い出の傷やステッチをどの部分に配置するか、一つひとつ対話するように仕立てていきます。
財布の種類も、用途に合わせて選ぶことができます。

・長財布
ランドセルのカブセの面積を広く贅沢に使用し、大人っぽい雰囲気に仕上げます。

・二つ折り財布
コンパクトで使い勝手が良く、中学生への進学祝いに最適です。

・ミニ財布
キャッシュレス時代に合わせた、手のひらサイズの機能的な財布です。

納得のリメイクを叶えるための注意点と依頼のステップ

リメイクに出す前の革の状態チェック

残念ながら、すべてのランドセルがリメイクできるわけではありません。
卒業してから時間が経過している場合は、以下のセルフチェックを行ってみてください。

・革の劣化具合
指で押したり、軽く曲げたりしたときに、表面がポロポロと剥がれたり、深いひび割れが入ったりしていないか。

・保管状態
湿気の多い場所に長年放置されていた場合、内部でカビが発生していないか。

・ベタつき
人工皮革の場合、経年劣化により表面がベタついていないか。

特に、革の表面を折り曲げた際に細かなヒビが入る状態だと、ミシンを通した際に革が割れてしまうため、リメイクが難しい場合があります。
卒業後、なるべく早め(1年から2年以内)にリメイクを検討されるのが、一番綺麗に仕上げるコツです。

注文から完成までの流れとタイミング

リメイクは、一般的な製品を作るよりも手間がかかる作業です。
一度ランドセルを解体し、使える部分を見極め、財布のパーツに合わせて裁断し直す必要があるからです。
そのため、注文から完成までには一定の期間を要します。

・一般的な納期
3ヶ月から1年程度(工房の混雑状況によります)。

・人気の時期
卒業式直後の3月から4月は申し込みが集中するため、納期が延びる傾向にあります。

「中学校の入学式に間に合わせたい」という場合や、「誕生日のプレゼントにしたい」という場合は、早めのリサーチと予約が重要になります。
お届けを待つ時間も、お子さまの成長を振り返る大切なひとときとして楽しんでいただければ幸いです。

信頼できる工房選びの基準

大切な思い出を預ける場所ですから、信頼できる業者選びが重要です。
リフォーム業者や鞄工房を選ぶ際は、以下のポイントを確認してください。

・リメイクの実績
過去の制作事例が豊富に公開されており、仕上がりのイメージが具体的に持てるか。

・技術力
ランドセルの複雑な構造を熟知している職人が制作に携わっているか。

・アフターサービス
万が一、届いた後に不具合があった場合の修理対応がしっかりしているか。

・追加オプション
財布だけでなく、余った革でキーホルダーやパスケースなども作れる柔軟なプランがあるか。

まとめ

ランドセルは、お子さまの6年間の努力と、ご家族の愛情が詰まった宝物です。
卒業して役目を終えたからといって、さよならする必要はありません。
財布という新しい形に生まれ変わることで、ランドセルは再び、お子さまの新しい門出を支えるパートナーとなります。

・場所を取らずに思い出を保管できる。
・実用的なアイテムとして長く愛用できる。
・モノを大切にする心を育むことができる。

このように、リメイクには多くのメリットがあります。
手に取るたびにあの頃の記憶が蘇り、優しい気持ちになれる。
そんな素敵なリメイクを、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
カバンのフジタでは、職人の技術と想いを込めて、皆さまの思い出を形にするお手伝いをしています。

次は、お子さまが使っていたランドセルの色や素材を活かして、どんなデザインの財布が作れるか具体的にイメージを膨らませてみませんか?

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