後ろ姿でわかる!ランドセルの正しい選び方と背負い方

お子さまの小学校入学は、親御さまにとっても大きな節目です。
真新しいランドセルを背負い、元気に登校する姿を想像するだけで、胸がいっぱいになるかもしれません。
しかし、そのランドセルを背負った後ろ姿は、お子さまの体への負担や、ランドセルのフィット感を教えてくれる大切な情報源でもあります。
見た目の可愛さだけでなく、お子さまが6年間快適に使えるランドセルを選ぶために、後ろ姿からわかるポイントをご紹介します。

Contents

ランドセルを背負った後ろ姿から見えること

なぜランドセルの後ろ姿が重要なのか

ランドセルは、お子さまが毎日背負う大切な通学用具です。
重い教科書や学用品を運び、時には走ったり、遊びながら帰ってきたりすることもあります。
その際、ランドセルが体に合っていなかったり、正しく背負えていなかったりすると、お子さまの体に無理な負担がかかってしまいます。
特に、まだ体が成長途中の小学校低学年のお子さまにとって、ランドセルのフィット感は非常に重要です。
後ろ姿をチェックすることで、ランドセルが体に適切に収まっているか、どこかに負担がかかっていないかを確認できます。

ランドセルの後ろ姿が示すお子さまの体への負担

ランドセルを背負ったお子さまの後ろ姿からは、さまざまな情報が読み取れます。
例えば、ランドセルが肩よりもはるかに下の方に垂れ下がっていたり、左右どちらかに傾いていたりする場合、それはお子さまの体に負担がかかっているサインかもしれません。

猫背になっている: ランドセルが重すぎたり、背負い方が適切でなかったりすると、バランスを取るために体が前のめりになり、猫背の姿勢になることがあります。

肩が上がっている・食い込んでいる: 肩ベルトが短すぎたり、クッション性が不足していたりすると、肩に食い込み、肩をすくめたような姿勢になることがあります。

腰が反っている: ランドセルの重心が後ろに偏りすぎると、バランスを取るために腰を反らせてしまうことがあります。

このような姿勢は、肩こりや腰痛の原因となるだけでなく、成長期の骨格形成にも影響を与える可能性があります。
お子さまが快適に学校生活を送るためには、ランドセルを背負った後ろ姿から、これらのサインを見逃さないことが大切です。

最適なランドセルを選ぶための後ろ姿チェックポイント

お子さまに最適なランドセルを選ぶためには、実際に背負ってもらい、後ろ姿をチェックすることが何よりも重要です。

ランドセルが体にフィットしているかを確認する視点

ランドセルが体にフィットしているかどうかは、いくつかのポイントで確認できます。

ランドセル上部と肩の位置: ランドセルの上部が、お子さまの肩甲骨のあたりにきているか確認しましょう。
ランドセルの上部が肩より極端に高すぎたり、低すぎたりしないことが大切です。

肩ベルトのフィット感: 肩ベルトが肩のラインに沿って隙間なくフィットしているかを確認します。
肩ベルトと肩の間に隙間があると、ランドセルが安定せず、重さが一点に集中してしまいます。

背中とランドセルの密着度: ランドセルの背あて部分がお子さまの背中にぴったりと密着しているかを見ましょう。
隙間があると、ランドセルが後ろに引っ張られるような形になり、重く感じてしまいます。

左右のバランス: ランドセルが左右どちらかに傾いていないかを確認します。
均等に重さが分散されていることが重要です。

これらのポイントをチェックすることで、お子さまの体に合ったランドセルを選びやすくなります。

成長を見越したランドセルの後ろ姿の選び方

ランドセルは6年間使うものなので、購入時のフィット感だけでなく、お子さまの成長を見越した選び方も大切です。

肩ベルトの調整幅: 肩ベルトの長さが細かく調整できるランドセルを選びましょう。
お子さまの成長に合わせて、常に最適な長さに調整できることが重要です。

背あての構造: お子さまの背中に合わせて形状が変化したり、通気性が考慮された背あて構造を持つランドセルは、成長期の体にフィットしやすく、快適性を保てます。

型崩れしにくい頑丈さ: 6年間使い続けるうちに、ランドセルは型崩れしてしまうことがあります。
型崩れすると、背負い心地が悪くなり、体に負担がかかりやすくなります。
型崩れを防ぐための特殊芯材などが内蔵されているランドセルを選ぶことで、きれいな後ろ姿を長く保つことができます。

ランドセルの後ろ姿と正しい背負い方

最適なランドセルを選んだら、次に大切なのは正しい背負い方です。

ランドセルの正しい背負い方でお子さまの負担を軽減

ランドセルを正しく背負うことで、お子さまの体への負担を大きく軽減できます。

肩ベルトの長さ調整: 肩ベルトは、ランドセルがお子さまの背中の高い位置にくるように調整します。
ランドセルの上部が肩甲骨あたりにくるのが理想的です。
短すぎると窮屈になり、長すぎるとランドセルが下がって重心がぶれてしまいます。

体の中心で背負う: ランドセルが体の中心にくるように背負い、左右に傾かないようにしましょう。

前締めベルトの活用: 胸の前で留める前締めベルトがある場合は、これをしっかりと締めることで、ランドセルが体に密着し、安定感が増します。
肩ベルトの負担を軽減し、揺れも小さくなります。

これらのポイントを意識して背負うことで、ランドセルが体の一部のようにフィットし、重さを感じにくくなります。

ランドセルを背負った後ろ姿を長く保つ秘訣

せっかく良いランドセルを選び、正しい背負い方をしても、日々の使い方によってはランドセルが劣化し、後ろ姿も崩れてしまうことがあります。

適切な収納: ランドセルにものを詰め込みすぎない、また、教科書などをきちんと整理して収納することで、ランドセル内部の型崩れを防ぎます。

丁寧な扱い: ランドセルを乱暴に扱わず、大切に使うことで、傷やへこみを防ぎ、きれいな状態を長く保てます。

定期的な手入れ: 汚れを拭き取ったり、金具の状態を確認したりするなど、定期的な手入れを行うことで、ランドセルの耐久性が向上します。

これらの工夫をすることで、お子さまのランドセルは6年間、購入時の美しさと機能性を保ち、素敵な後ろ姿を演出し続けてくれるでしょう。

まとめ

ランドセルを背負った後ろ姿は、お子さまの体への負担やランドセルのフィット感を判断する重要な手がかりです。
ランドセルの上部の位置、肩ベルトのフィット感、背中との密着度などを確認し、お子さまの成長に合わせた調整ができるランドセルを選ぶことが大切です。
正しい背負い方と日頃のお手入れも、お子さまの負担軽減とランドセルを長くきれいに使う秘訣です。
最適なランドセルを選び、お子さまが快適に学校生活を送れるようサポートしてあげましょう。

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