背負いやすいランドセルのポイントや背カンの種類などをご紹介します!

お子さまのランドセルを選ぶ際、種類がありすぎて何を重視すべきなのか分からなくなってしまいますよね。

小学校6年間はお子さまの体格が大きく変化する期間です。
そのため、どの時期でも快適に使えるランドセルを選びたいと感じる親御さまも多いと思います。

今回はランドセルを選ぶ時に注目すべき点や背負いやすいランドセルの特徴、さらに背カンの種類を詳しくご紹介します。

□ランドセル選びで抑えるべきポイントとは?

お子さまのランドセルを選ぶ際、真っ先に注目したくなるのは色やデザインですよね。
確かに色もデザインも重要ですが、使い心地や機能面にも注目する必要があります。

*重さよりも背負いやすさ

ランドセルを実際に背負ってみて「軽い」と感じられるランドセルは、必ずしも実際に軽いとは限りません。
反対に、実際の重量にのみ注目して生地が薄いものや金具、補強フレームが除かれているものを選ぶと、すぐ破損したり型崩れしたりします。

重量があっても「軽い」と感じるランドセルの特徴は「背負いやすいもの」です。
背負いやすいランドセルには、背負った時に背中に隙間がない、肩ベルトがずり落ちないという特徴があります。

ランドセルを実際に背負って背あてが背中に接しているか、肩ベルトは肩の形に合っているかを確認しましょう。

*コンパクトで大容量

大きいランドセルは移動や収納場所に困るけれど、容量は大きい方がいいですよね。
ランドセルは学習院型、キューブ型、そして横型の3つに大別でき、その中でもキューブ型はコンパクト、かつ大容量のランドセルです。

学習院型は昔からある典型的な形で、現在でも多くの小学生が使っています。
横型は横幅が広く、縦幅が狭いランドセルです。
かぶせが短く、錠前が正面についています。

キューブ型の見た目は学習院型と変わりません。
しかし、「ヘリ」というマチ(側面の幅)と背あての縫い合わせ部分が出っ張っておらず、ランドセル全体が小さく見えるようになっています。
ヘリが出っ張っているかの違いなので、容量は学習院型と変わりません。

背あてが小さいとコンパクトに見えるだけでなく、小柄なお子さまにフィットするというメリットがあります。

□背負いやすいランドセルの秘密は?

前述のとおり、ランドセルの重みは背負いやすさによってある程度カバーできます。
この背負いやすさを決めるのは生地の強度、肩ベルトの形、背カンの動き、そして背あての快適さです。

ランドセルが型崩れしている状態のまま使い続けると、お子さまの肩こりや腰痛の原因となります。
そのため、型崩れしない強度のあるものを選ぶと良いでしょう。
特にマチの上部は変形しやすいため、補強材が入っていると安心です。

ランドセルを背負う際に最も重さがかかるのは肩です。
そのため、肩に接する肩ベルトの形はとても重要です。
立体的に立ち上がっているもの、形状がS字のものや、Xの形をしたものはお子さまの体にフィットします。

しかし、肩ベルトが立ち上がっていなくても背負いやすいランドセルも存在します。
カバンのフジタではあえて肩ベルトを立ち上がらせないことで、負担を肩に集中させずに背中や腰にも分散させる構造のランドセルをご提供しています。

ランドセル本体と肩ベルトをつなぐ背カンも背負いやすさに関係しています。
背カンには動かないタイプと左右に動くタイプがあります。
その中でも動くタイプであればランドセルの位置が調節され、良い姿勢を保つことができます。

さらに、背中に当たる背あても重要ポイントです。
厚みがあるもの、圧力が分散される形状のもの、通気性の良いものを選ぶようにしましょう。

□背カンの種類とそれぞれの特徴をご紹介!

ランドセルの背負いやすさを左右する背カンには、大きく分けて「固定背カン」と「左右に動く背カン」の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

・固定背カン
固定背カンであると、肩ベルトは上下にのみ動き、左右には動きません。
可動部分が少ない分、壊れにくいのがメリットです。
しかし、高学年になるにつれて成長すると、背負い心地が窮屈になる可能性もあります。

・左右に動く背カン
このタイプは上下だけでなく左右にも動くのが特徴です。
左右に動く背カンには左右が同時に動く「左右連携型」と、別々に動く「左右非連携型」の2つのタイプがあります。

左右に動く背カンは背中にフィットしやすい構造で、成長しても背負いやすさは変わりません。
しかし、お子さまの髪の毛が長い場合、背カンに髪の毛を挟んでしまうこともあるので注意が必要です。

固定背カンも左右に動く背カンもメリット・デメリットがありますが、実際に両タイプのランドセルを背負ってみて、お子さまがお好みの方を選ぶことをおすすめします。

□まとめ

ランドセル選びで抑えるべきポイントと背負いやすさを決定する部品、背カンの種類別のメリットとデメリットをご紹介しました。

ランドセルは背負いやすさと大きさ、容量を総合的に見ると良いでしょう。
また、肩にかかる負担を軽減させる構造のものを使うことで、お子さまの肩こりなどの症状を避けることができます。

お子さまによって体格、体型はさまざまです。
一般的に「背負いやすい」条件はありますが、実際に背負ってみたお子さまの感覚を優先してあげましょう。
試着の際にはぜひ、カバンのフジタのショールームや展示会をご利用ください。

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