軽いだけじゃない!身体になじむランドセルの魅力
6年間の小学校生活を毎日支えるランドセル。
お子さまのために、できるだけ身体に負担の少ないものを選んであげたいと思うのは、親御さまとして自然な気持ちですよね。
最近では「軽量化」が進み、ランドセル本体の重さを気にする方も多いかもしれません。
しかし、教科書や荷物を入れると、その重さは数キロにもなります。
そこで本当に大切になるのが、数字上の重さだけでなく、お子さまが「軽く感じる背負い心地」です。
身体に合わないランドセルは、肩や腰に負担をかけてしまうことも。
今回は、お子さまの身体になじみ、軽く感じるランドセルはどこに注目すればよいのか、そのポイントをご紹介します。
Contents
身体になじむランドセルの特徴
子どもの成長に合わせてなじむ天然牛革の背あて
ランドセルの背負い心地を左右する重要なパーツが、お子さまの背中に直接触れる「背あて」です。
この部分の素材に注目してみましょう。
特におすすめしたいのが、天然の牛革です。
人工皮革は型崩れしにくくお手入れが簡単というメリットがありますが、伸びる範囲が限られているため、お子さま一人ひとりの背中の凹凸にぴったりフィットさせるのは難しい場合があります。
一方、天然の牛革は、使い込むほどにお子さまの身体の形に合わせて少しずつなじんでいくという大きな特長があります。
6年間で身長が50cm以上も伸びるお子さまの身体の変化にも、柔軟に対応してくれるのです。
まるで自分の身体の一部になったかのようなフィット感は、天然牛革ならではの魅力と言えるでしょう。
また、天然牛革には、目に見えない無数の毛穴があるため、通気性や吸湿性に優れています。
大人よりも汗をかきやすいお子さまが、特に夏場にランドセルを背負うと背中が蒸れてしまいがちです。
牛革の背あてなら、汗をしっかり吸収して外に逃がしてくれるので、快適な状態を保ちやすくなります。
これは、革のブーツが合成皮革のものより蒸れにくいことからも想像できますよね。
フジタのランドセルでは、本体がクラリーノ製のものでも、背あてと肩ベルトの裏にはすべてこの天然牛革を使用するというこだわりを持っています。
背中全体で重さを支えるフィット感
ランドセルが軽く感じるかどうかは、身体とのフィット感が大きく関わっています。
例えば、赤ちゃんをおんぶするとき、赤ちゃんの身体がお母さんの背中にぴったり密着していると軽く感じますが、間に隙間ができてしまうとずっしりと重く感じますよね。
ランドセルもこれと全く同じです。
ランドセルと背中の間に隙間があると、重さが肩の一点に集中してしまい、大きな負担となります。
しかし、背中全体にぴったりと密着していれば、重たい荷物も背中全体で受け止めることができ、重さが分散されて軽く感じられるのです。
そのため、ランドセルを選ぶ際には、背あての形状にも注目してみてください。
フジタのランドセルに採用されている「フィットカット」のように、背あての腰にあたる部分が盛り上がっている構造は、腰のくぼみにしっかりフィットします。
このような工夫によって背中との隙間をなくし、背中全体で重さを支えることで、優しい背負い心地を実現しているのです。
フジタ独自の軽い背負い心地のヒミツ
肩・背中・腰の3点で重さを分散させる構造
背負い心地を追求すると、重さを「どこで」支えるかという点も重要になります。
従来のランドセルは、重さを「肩」と「背中」の2点で支える構造が一般的でした。
しかし、カバンのフジタのランドセルでは、さらに「腰」を加えた3点で重さを分散させる独自の構造メソッドを採用しています。
肩や背中だけでなく、腰にも重さを分散させることで、特に負担のかかりやすい肩への負荷を最小限に抑えることができます。
この「軽い背負い心地」は、信州大学との共同検証によっても、負荷が分散されていることがデータで示されています。
お子さまが毎日背負うものだからこそ、こうした科学的な裏付けがあると安心していただけます。
身体の曲線に沿うスーパーXベルト
身体へのフィット感を高めるもう一つのヒミツが、肩ベルトの形状です。
フジタの「スーパーXベルト」は、ランドセルを背負った姿を正面から見ると、アルファベットの「X」のように見える独特の形状をしています。
このベルトは、人間の身体の丸みに沿うように、肩から胸、そして脇腹にかけて大きくカーブしています。
この絶妙なカーブが、ランドセルをぐっと身体に引き寄せ、背中との一体感を高めてくれるのです。
ベルトが身体を包み込むようにフィットすることで、ランドセルの揺れを防ぎ、全体の重みを効率よく分散させる役割を担っています。
成長に合わせてフィットする非立ち上がり背カン
最近のランドセルでは、肩ベルトの付け根を立ち上げる「立ち上がり背カン」を採用するものが増えています。
これはフィット感を高めるためのパーツですが、体型によってはかえって肩への負担が大きくなってしまう可能性も指摘されています。
フジタのランドセルでは、あえてこの立ち上がり背カンを採用していません。
これは、入学したばかりの小さな身体から、卒業間近の大きく成長した身体まで、6年間どんな体型のお子さまにも柔軟にフィットすることを最優先に考えているからです。
立ち上がり背カンがなくても、前述したスーパーXベルトや身体になじむ牛革の背あてといった工夫によって、常に最適なフィット感が得られるよう設計されています。
まとめ
今回は、お子さまの身体に負担をかけない、軽く感じるランドセル選びのポイントについてご紹介しました。
ランドセル選びでは、ついデザインや色、本体の重量に目が行きがちですが、本当に大切なのはお子さまの身体に合った「背負い心地」です。
成長に合わせてなじんでいく天然牛革の背あてや、重さを分散させるフィット感、肩への負担を減らす「3点支持構造」やベルトの形状といったポイントに注目することで、6年間安心して使える、お子さまにとって最高のパートナーを見つけることができるはずです。
ぜひ当社のこだわりのランドセルをお子さまとご検討ください。
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