防犯ブザーも反射材も!安全なランドセルの選び方

お子さまの小学校入学は、ご家族にとって大きな喜びであると同時に、心配事も増える時期ではないでしょうか。
特に、毎日一人で歩く通学路の安全は、保護者の方にとって最大の関心事かもしれません。
万が一の事態に備えて、どのような準備ができるのか気になりますよね。
実は、毎日背負うランドセルそのものに、お子さまの安全を守るための工夫を凝らすことができます。
今回は、ランドセルでできる防犯対策や、安全性を高める機能についてご紹介します。

Contents

ランドセル防犯に有効な対策

防犯ブザーや反射板の活用が基本

まず、ランドセルの防犯対策として基本となるのが、防犯ブザーと反射板です。
防犯ブザーは、不審者に遭遇した際など、いざという時に大きな音で周囲に危険を知らせ、相手を怯ませる効果が期待できる重要なアイテムです。
自治体や学校によっては入学時に配布されることもありますが、ご家庭で用意する場合は、お子さまが自分で鳴らしやすいものを選んであげましょう。

一方、反射板は交通事故を防ぐための必需品です。
車のヘッドライトの光を強く反射するため、ドライバーが遠くからでもお子さまの存在に気づきやすくなります。
特に、雨の日や夕暮れ時など、視界が悪くなる時間帯に大きな効果を発揮します。
ランドセルに元々ついているものに加え、後からシールやキーホルダータイプの反射材を追加して、さらに安全性を高めることもできます。

防犯ブザーはすぐに鳴らせる場所へ設置

防犯ブザーは、持っているだけでは意味がありません。
いざという時に、お子さまがパニックにならず、すぐさま鳴らせることが何よりも重要です。
そのため、設置場所には細心の注意を払いましょう。

最適な場所は、ランドセルの肩ベルトについているフックです。
ここなら利き手ですぐに手が届き、とっさの時にも紐を引っ張りやすいためです。
ランドセルの側面についているフックでも良いでしょう。
逆に、ランドセルのポケットの中や、カバーの内側など、取り出すのに手間がかかる場所は避けるべきです。
日頃からブザーを鳴らす練習をして、使い方に慣れさせておくことも大切です。

巻き込み事故を防ぐ安全ナスカンも重要

ランドセルの側面には、給食袋や体操着袋などをぶら下げるための「ナスカン」と呼ばれるフックがついています。
このナスカンが、思わぬ事故の原因になることがあるのをご存知でしょうか。
もし、ぶら下げた袋が車や自転車、エレベーターのドアなどに引っかかってしまった場合、通常のナスカンだと外れずに、お子さまの体が強く引っ張られてしまう危険性があります。

このような巻き込み事故を防ぐために開発されたのが「安全ナスカン」です。
安全ナスカンは、一定以上の強い力がかかると自動的にフックが外れる仕組みになっています。
万が一、何かに引っかかってもランドセル本体から袋だけが外れるため、お子さまが転倒したり引きずられたりするのを防いでくれます。
ランドセルを選ぶ際には、この安全ナスカンが採用されているかどうかも、ぜひチェックしたいポイントの一つです。

光るランドセルと安全

車のライトを反射しドライバーに存在を知らせる

最近注目されている「光るランドセル」は、交通安全の観点から非常に優れた機能を持っています。
これは、ランドセル自体が電池などで発光するのではなく、本体の素材やデザインの一部に特殊な反射材が織り込まれているものです。
この反射材が、車のヘッドライトなどの光を効率よく反射し、まるでランドセルそのものが光っているかのように見せます。

この機能により、暗い夜道や薄暗い夕暮れ時でも、ドライバーはお子さまの存在を遠くからでもはっきりと認識できます。
視認性が格段に向上するため、悲しい交通事故のリスクを大幅に減らすことにつながるのです。

習い事などで帰りが遅くなる子の事故防止に効果的

「うちの子は低学年だから、暗くなる前に帰ってくるし大丈夫」と思われるかもしれません。
しかし、ランドセルは6年間使い続けるものです。
高学年になると、クラブ活動や塾、習い事などで帰宅時間が遅くなることも珍しくありません。

日が落ちるのが早い冬場はもちろん、年間を通して、暗い道を歩く機会は意外と多いものです。
6年間の学校生活を見通したとき、光るランドセルは、お子さまの安全を長期的にサポートしてくれる心強い味方となります。
入学の時点から、将来的な生活スタイルの変化も考慮してランドセルを選ぶことをおすすめします。

後ろから開けられにくい全かぶせタイプ

ランドセルの安全性は、交通安全だけではありません。
防犯面も考慮する必要があります。
そこで注目したいのが、ランドセルの形状です。
ランドセルには、蓋の部分である「かぶせ」が錠前まで完全に覆う「全かぶせ」タイプと、かぶせが本体の半分程度の長さしかない「半かぶせ」タイプがあります。

デザイン性の高さから半かぶせタイプも人気ですが、防犯の観点からは注意が必要です。
かぶせが短いため、背後から他人に気づかれずに中を開けられてしまう可能性があります。
その点、全かぶせタイプは錠前でしっかりとロックされるため、いたずらや盗難の被害に遭うリスクを低減できます。
大切なお子さまの持ち物を守るためにも、安全性を重視するなら全かぶせタイプを選ぶのが賢明です。

まとめ

お子さまの6年間の小学校生活に寄り添うランドセル。
デザインや色はもちろん大切ですが、毎日安全に通学するための機能にもぜひ目を向けてみてください。
防犯ブザーをすぐに使える場所に取り付けたり、巻き込み事故を防ぐ安全ナスカンを選んだりするだけでも、安心感は大きく変わります。

特に、塾や習い事で帰りが遅くなる可能性があるなら、「光るランドセル」は交通事故のリスクを減らす有効な選択肢です。
また、カバンのフジタのランドセル「ゆめピカ」は、リボンやツバサをモチーフにあしらった反射板がキラキラと光ります。
ランドセル選びは、お子さまの安全を守るための最初のステップでもあります。
光るランドセルをお探しでしたら、ぜひフジタの「ゆめピカ」ランドセルをご検討ください。

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