A4フラットファイルが余裕で入るランドセルの選び方
ランドセルを選ぶとき、「A4フラットファイル対応なら、本当に余裕をもって出し入れできるのだろうか」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
A4フラットファイルはA4用紙よりひと回り大きく、書類をとじると厚みも増えます。
そのため、「対応」という表示だけでなく、内寸、開口部、他の教材との組み合わせを確かめることが大切です。
そこで、今回はA4フラットファイルが入る寸法の見方、出し入れの余裕を左右する要素、実物での確かめ方をご紹介します。
書類をとじたときの厚みまで想定すると、毎日の出し入れに必要な余裕を見極めやすくなります。
ファイルの本数や書類の量は学年、時間割、学校の運用によって異なるため、空の1冊だけではなく、ノートや教科書と並べた状態も想定してみましょう。
ランドセルにA4フラットファイルが入る基準は?
A4用紙より大きいファイルの外寸
A4フラットファイルは、A4用紙に穴を開けてとじるため、一般的に用紙より幅と高さが大きくなります。
公式サイトで案内している目安は、横23cm、縦31cmです。
このサイズよりランドセルの内側が小さいと、ファイルを斜めにしなければ入らない、角が当たってカブセが閉じにくいといったことが起こり得ます。
製品の「内寸」の横幅と高さを見て、ファイルをまっすぐ収められるかを確かめましょう。
表示だけでなく出し入れを確かめる
「A4フラットファイル対応」は大切な目安ですが、実際の使いやすさまで同じとは限りません。
ファイルを両手でまっすぐ入れられるか、開口部に金具や内装が引っかからないか、取り出すときに指を入れる空間があるかを見ます。
お子さまの手は小さく、低学年のうちは大きなファイルを扱うのに慣れていません。
保護者には簡単でも、お子さまにとって無理がないかを実物で試すことが大切です。
余裕を左右する内寸と形
横幅と高さのわずかな差
ファイルと収納部の寸法差が小さいほど、とじた書類が増えたときや、ファイル自体の外寸がわずかに異なるときに影響が出やすくなります。
フジタのランドセルは全モデルがA4フラットファイル対応で、メイン収納部の内寸は横幅23.5cm、高さ31.5cm、大マチ12.5cmです。
ファイルをまっすぐ収納しやすい寸法と、高学年で教材が増えたときにも使いやすい9.25Lの容量を確保しています。
キューブ型の収納効率
ランドセルの外側を大きくすれば、内側も広がります。
しかし、外寸が大きすぎると、小柄なお子さまの動きやすさや、教室のロッカーに収める際の扱いやすさが気になります。
フジタのキューブ型は、本体と背あてを内側から縫い合わせ、外側に縫い代の出っ張りを残さない構造です。
その分を収納スペースとして生かすことで、コンパクトさと収納力の両立を目指しています。
大マチの奥行きと開口部の強さ
ファイルの横と縦が入っても、教科書や筆箱と一緒に収納するには奥行きが必要です。
また、大マチが広いほど、開口部や側面が荷物の重さでゆがまないかも見たい点です。
フジタでは、特殊芯材「しっかりくん」を使い、開口部に鉄芯、大マチにリブ構造の芯材を採用しています。
ファイルを繰り返し出し入れする部分が形を保ちやすいかも、収納力と一緒にご覧いただくとよいでしょう。
6年間使いやすい収納力の確かめ方
厚みの異なるファイルで試す
家にA4フラットファイルがあれば、ランドセルの試着時に持参できるか確認すると良いでしょう。
空のファイルだけでなく、少し書類をとじた状態も想定すると、厚みが増えたときの出し入れをイメージできます。
同時に、筆箱やノートを入れる位置、お子さまがファイルをつかむ動作も確かめましょう。
余裕とは、単にすき間が大きいことではなく、必要な物を無理なく出し入れできることです。
荷物入りで背負い心地も見る
収納スペースに余裕があると、荷物をランドセル内にまとめやすくなります。
一方で、荷物を多く入れれば総重量も増えるため、容量だけを見るのは十分ではありません。
教材を想定した荷物を入れて背負い、肩ベルトの長さが合うか、ランドセルが背中から離れすぎないかを見ましょう。
お子さまの動きやすさと、保護者が確かめたい収納力の両方を尊重することが大切です。
また、ファイルは製品によって外寸や表紙の硬さがわずかに異なります。
数字上の差が小さい場合は、書類をとじたときのふくらみや、タブレットケースと並べたときの出し入れまで試しましょう。
中身を少し入れたファイルを数回出し入れし、角が曲がらないか、開口部に強く擦れないかを見ると、「入る」と「使いやすい」の違いを判断しやすくなります。
高学年になると、低学年の頃よりファイルにとじる書類や教材が増えることがあります。
空のA4フラットファイルが1冊入るかだけでなく、ノートや連絡ファイルと並べても引っかからないかを想定しましょう。
収納部に少し空きがあっても、荷物が大きく揺れるなら、小物の入れ場所を変えて安定させます。
余裕を生かすには、大きさだけでなく、形を保ちやすい開口部と整理しやすいポケットの配置も一緒に見ることが大切です。
まとめ
A4フラットファイルが余裕をもって入るかは、対応表示だけでなく、ランドセルの内寸、開口部の形、奥行き、他の教材を入れた状態で判断しましょう。
実際に使うファイルに近い大きさと厚みで試し、お子さまがまっすぐ出し入れできるかを見ると、入学後の使い勝手を想像しやすくなります。
収納力と背負い心地を同時に確かめ、6年間の学校生活に合うランドセルをお選びいただくとよいでしょう。
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