大マチ強度アップの実証試験をおこないました!

いつもフジタをご愛顧いただきありがとうございます。

昨今、ランドセルの機能面において親御さまよりいただくご要望は多岐にわたりさまざまです。

 

タブレットを入れられるポケットが欲しい!

マスクの取り出しが便利なポケットが欲しい!

リコーダーケースがあったらいいな!

防水性がいいランドセルが絶対イイ!

などたくさんのお声がございます。

 

多様化した現代教育事情の変化に応じて、試行錯誤している中 昔も今も変わらないポイントがあります。

 

それは「つくりのいいランドセル=丈夫なランドセル」です。

6年間、お子さまがほぼ毎日使用する「相棒」のようなランドセル。

少しくらい乱暴に扱っても壊れない。そんなランドセルが理想です。

 

フジタではより丈夫なランドセルをつくりたいと、オオマチの強度をより向上させる取り組みをしております。

さっそく出来上がった試作品を、地元 山形市内にある「山形県工業技術センター」に行き、強度試験をおこないました。

画像のように、ランドセルの上部(かぶせ側)より一定の圧力をかけて、ランドセルに圧力をかけていきます。

数値が高いほど反発(抵抗)する力があり、強度があるという見解となります。

 

・現行品(オオマチ開口部の強度試験)

 

・改良品(オオマチ開口部の強度試験)

 

試験の結果、現行品と比較すると、約1.9倍の強度となりました。

 

・改良品(オオマチ側面全体の強度試験)

 

オオマチの耐久性は、自転車との追突事故や、万が一のときの自動車との衝突事故があった場合、ランドセルがクッションの役割を担ってくれるとても重要な要素です。

後方へ転倒した際、後頭部を地面に打ち付けることがないよう、ランドセルが守ってくれます。

 

これからもフジタはお子さまとってより安心安全なランドセルづくりに努めてまいります。

試験の結果をもって、一日もはやく製品化できるよう試行錯誤してまいります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

何卒よろしくお願い申し上げます。