「ランドセル素材は親が選ぶべき」先輩ママも共感の声!そのワケは?

初めてランドセル選びをする親御さまの共通する質問についての一コマ。

ママ 「ランドセルの素材って何がちがうんですか」

店長 「まずは大きく分けて2つ、天然素材と人工素材があります」

ママ 「天然?人工?あまりピンときません。どうちがうの?」

店長 「身近なところで衣類に例えますと、天然素材は綿(コットン)や麻、人工素材はナイロンやポリエステルなどです。」

ママ 「なるほど」

店長 「旦那さまの肌着はどちらでしょうか」

ママ 「確か綿だったかも。汗を吸っていいんだとか」

店長 「毎日着る綿シャツへの愛着が湧いているんですね。」

「・・・・・」(続く)

蝶タイ店長のなおです。

接客の中で、旦那さまの肌着の素材をお聞きして、親御さまの趣向を感じることがございます。

私の場合、仕事で着用する肌着はハイテク素材(○○テックなど)、夏場のTシャツはコットン(綿)100%が大好きな ハイブリット派です。(ややこしい奴です)

ランドセルの素材は大きく分けて2つ。

天然素材は牛革。人工素材はクラリーノ。
各々の素材のメリットはあとでしっかりとお話しいたします。

ただひとつ、先にお伝えしたいこと。

ランドセル素材に関して、使用上、どちらか一方をおススメできる物理的なスペック(機能)の差はございません。

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素材でよく言われる

どっちが雨に強いか・・

どっちが汚れに強いか・・

どっちがキズに強いか・・

どっちが手入れが楽ちんか・・

結論はどちらも大差なく、同じです。(一部特殊なグレードで比較すると差はございます)

厳密に言えば、昨今のランドセル素材で最も多く使用されているシボやボルサといわれる型押しされた牛革クラリーノ・エフでの比較の場合です。

※牛革でもヌメ革(表面加工のない牛革)やスムースと言われる表面が平滑でつるっとした牛革、クラリーノ・タフロックなどすこし汎用グレードからはずれると優劣が生じ、機能面でのおススメするポイントが明確です。

しかし昨今ランドセルに使用されている、一般的なシボ・ボルサ牛革とクラリーノ・エフとではスペックに大差なく、一緒です。(繰り返しますが、細かい数値上の違いはありますが使用面で大きさ差にはならないという意味です、、、)

どちらも6年間使っても素材で物理的な変化の差はないものと考えててよいかと思います。

また、ランドセルの素材選びはお子さまにとってはまったく興味がないことです。つまり、親御さまや祖父母さまの経験から、お子さまへの想いを込めてセレクトされるのが素材です。

最近ではインターネットで、「ランドセル 軽い」の検索ボリュームが増えていてメディアや口コミでもランドセルの素材に対して注目が集まっています。

しっかりとそれぞれの「素材のすばらしさ」を理解した上で、お子さまへ愛情たっぷりのランドセルをプレゼントしましょう!

ちなみに

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 フジタのランドセルの重量は、
■クラリーノ製 1,150g
■牛革製 1,350g
他メーカーさんと、同素材のランドセルで比較すると軽い数字となっております!

「クラリーノ」とは、進化するハイテク素材。軽さや無限大のカラーバリエーションが魅力

クラリーノとは、人工皮革の一種です。株式会社クラレが当初ランドセル用に開発した、最新技術でつくられた人工素材です。昨今ではトレンドのビジネスリュックなどにもクラリーノが使用され、ランドセルに限らず注目が集まっています。

クラリーノには「クラリーノ・~~」というように、~~にはエフ・レミニカ・ロベニカなどさらにシリーズによって細分化されています。

それぞれの特徴はメーカーさんのサイトにて詳しく解説しておりますので、ご参考にしてみてください。

【公式】クラレのクラリーノの種類・特徴はコチラ

 

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クラリーノはこんなお子さまにおススメです

「通学距離が長い」(お子さまの足で20分以上が目安だとおもいます)

「小柄で体力が心配」

お子さまのことを第一に考えますと、単純に荷物は軽い方がいいに決まっています。牛革製とクラリーノ製のランドセルを同メーカー・同サイズで比較しますと、重量差はだいたい200gです。重量差200gを大人が感じる感覚と大人の1/3の体重しかないお子さまでは感じ方は違います。1/3しか体重がないため、×3倍の600gの負担増と考えるのベターだと思います。

ペットボトル1本分+αの差となります。

そうなると重いかも?と思われる親御さまもいらっしゃるのではないでしょうか。但し、学校までさほど遠くない距離(20分以内)であったり、それなりに足腰がしっかりしているお子さまにとっては、そこまでメディアが騒ぐほどの負担差ではないと私はおもいます。それよりも200g=教科書1冊分にあたる教材などの置き勉解禁!!をより推進いただき、ランドセルの中の荷物を減らした方が、お子さまの登下校は安心安全かとおもいます。

また、お子さまは気分次第で重く感じたり軽く感じたりとさまざまです。真に受けるのではなく、しっかりとしたつくり、特にフィッティング感=軽く感じる背負い心地への工夫が最重要課題です。(実重量より体感重量が大切なのは、次コラムでお話します)

私も個人的に、機能面だけでランドセルを選ぶのであれば、素材はクラリーノがいちばんとの意見です。しかし、ランドセルは6年間毎日使い、卒業後もその思い出は語られ、親御さまにとっては一生に一度のプレゼントです。

機能面以外にも、プレゼントする側の好みや思想がとても大事なポイントです!

クラリーノユーザーの先輩ママの声は

このカワイイ・カッコイイ刺繍やデザインが友達から評判が良かった

他にないカラーが特徴で、遠くからでもすぐに自分の子供だとわかる

このような意見は牛革製よりクラリーノ製のランドセルに多く寄せられる感想のひとつです。

「牛革」とは、丈夫でタフな天然素材。数値では現わせられない馴染む質感が魅力

牛革とは、食肉用の牛の副産物としてでた皮を、皮から革になめし加工(革製品として使用できるように加工すること)した天然皮革の一種です。様々な動物の革が服装品に使用されていますが、牛革が一番ポピュラーな天然皮革です。

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牛革のランドセルはこんなお子さま(親御さま)におススメです。

「誰よりもわんぱく」(元気いっぱいでランドセルを乱暴に扱う恐れのあるお子さま)

「ご自身の経験から、天然革の良さをお子さまに体感させたい」(親御さま)

先ほどご説明の通り、約200g重たい牛革製のランドセル。ランドセル全体に占める割合で言うと、クラリーノ製より約15パーセント重たくなっているということになります。

これを重たいと感じるか、たった15%の差と感じるか、これは親御さまによって様々なのが現状です。軽さだけを求めるなら、世の中から牛革のランドセルはなくなるはず。しかし、今も根強く牛革製が好まれているのが現状です。

牛革が支持されるのは、「プレゼントされる親御さま祖父母さま」の想いからです。

私は牛革ランドセルの説明をする際、「牛革は重たい分、想いも重いんです」といいます。ダジャレのようですが、あながち間違っていないと思います。

親御さま祖父母さまは、牛革(天然革)の素晴らしさを経験されている年代で、天然革のバッグ・お財布・靴などの利用経験からの牛革の良さを子供にも体感させたいとおもいます。

ヨーロッパには「革育」といった俗語があるほど、小さい頃より天然革を使用させ、命の尊さや自然物の素晴らしさを教えるファミリーが多くいるそうです。また、革は動物の皮膚のため、2つとして同じものがなく、加工にも手間暇かけた革職人さんたちの想いが宿っております。

そんな人とのつながりや想いを大切にしたい、自然と馴染んでいく風合いの変化をお子さまの成長とともに感じたい。などと想いでセレクトされる方が多くいらっしゃいます。

もちろん、牛革特有の落ち着いたカラーやデザイン、雰囲気が好きだとおっしゃる方もいらっしゃいますが、大半はご自身の経験から牛革を好まれているものだと私はおもいます。

牛革ユーザーの先輩ママの声は

馴染んで牛革特有の趣にうっとりします

丈夫でうちの子のランドセルは6年間型崩れしなくて良かった

(若干、ランドセルのつくりの問題も含まれます)

牛革製のランドセルを使用いただいて「丈夫で良かった」との意見を多くいただきます。

確かに優劣つけるのであればクラリーノより牛革の方がより丈夫です。構造上、自然に絡み合う繊維は密度が高く、ひねったりひっぱったりしても、クラリーノと比較すると丈夫で粘り強いです。

但し、クラリーノだからといって6年間、素材が耐久面でダメになる等のはなしは一度も聞いたことがございません。

より丈夫な牛革は、わんぱく過ぎるお子さまには牛革がおススメです笑

6年間使ってもどちらの素材も物理的な変化の差はないものと考えててよいかと思います。

要は、冒頭のやりとりにあったように、綿派かナイロン派か!?といった好みだとおもいます。 あなたの想いが「ハイテク志向(先進派)」か、「ナチュラル志向(伝統派)」かで素材選びは変わってきます。

そして何より、親御さまの想いから素材を絞った上で、「お子さまが大好きなカラーに決める!」ことが一番おさまりが良いでしょう!

ただし、「通学距離がお子さまの足で20分以上」 「小柄で体力が心配」と親御さまが感じた場合は、少しでも軽いクラリーノがおススメです。

「素材は想い」、長い販売経験上そう思います。

ランドセルパーク店長 蝶タイなおちゃん

山形に来て5年。自然大好き、わいわい遊ぶのが大好きな30代。
一児の父親として育児にも奮闘中です。こどもが同年代のおじさんに遊んでもらうと「パパ~」とすぐなつくことに嫉妬してます。

ランドセルの事はもちろんのこと、ランドセルを通じて自然いっぱいの山形の素晴らしさもお伝えしていきます。