なぜランドセルを使うの?ランドセルの必要性について解説します!

日本では小学生がランドセルを背負って通学するのが一般的ですが、世界的にみると珍しい文化です。
なぜ日本の小学生はランドセルを使うのでしょうか。
そこで今回は、ランドセルの必要性・役割などについて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

□ランドセルの必要性

ランドセルの必要性について疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、ランドセルの必要性について見ていきましょう。

*中身を守ってくれる

ランドセルの中に教科書・筆箱などを入れておけば、雨の中を登下校しても中身が濡れることはありません。
これは布のカバンにはみられない特徴であり、傘を上手にさせない低学年のお子さまであっても安心できる点でしょう。

また、教科書のページが折れたり、型崩れしてしまったりする心配もないので動きが活発な小学生でも安心です。

*転倒してもクッションになる

ランドセルの厚みは、転倒をした時でもクッション代わりになってくれます。
実際、交通事故で身体が跳ね飛ばされた際にランドセルがクッションになり、そのおかげで軽いけがで済んだという例もあります。
ランドセルには背中から落下しても衝撃を吸収したり、頭を地面に打ってしまうのを防いでくれたりする役割があるのです。

*身体への負担を軽減

仮に小学生が手さげかばんで登校するとなると、身体の片側だけに負担がかかることになります。
小学生は毎日何冊も教科書を持ち歩かなければならないので、これを6年間続けると背骨や脊柱のゆがみにもつながるかもしれません。

一方、ランドセルはベルトにも工夫が施されており、4~6kgにもなる教科書を入れても重さを感じにくい構造になっています。
そのため、身体にかかる負担を最小限にできているのです。

ランドセル以外に構造が似ているものとして、リュックサックが思い浮かぶかと思います。
リュックサック自体は軽いですが、重い教科書を入れると肩のベルトが食い込んだり、歩くたびにリュック自体が揺れてしまうため、身体に負担がかかってしまうのです。

このように、ランドセルはさまざまな機能を備えた万能なつくりになっていて、動きが活発な小学生にぴったりのかばんなのです。
最近はランドセルの使用を強制せず、両手が空けばカバンの種類は問わないという小学校もあります。

ただ、ランドセル以外の通学かばんを検討している親御さまも、一度はランドセルを検討してみてはいかがでしょうか。

□ランドセルのその他の役割

続いて、ランドセルの必要性・役割について解説します。

ランドセルは登下校における様々なシーンを想定し、撥水性や6年間の使用を想定した耐久性を兼ね備えております。
また、反射材を備えているランドセルもあり、夕方の暗い時間帯や雨の日の下校時でも安心です。
車のライトが当たるとそれを反射してくれるため、お子さまの存在を運転手にしっかりと知らせてくれます。

また、最近は紙の教科書・ノートに加えてタブレットを持ち運ぶお子さまも増えてきました。
ランドセルであれば、タブレット端末やノートパソコンなどのデジタル機器を収納しても安心です。

□ランドセルの安全機能

最後に、ランドセルの安全機能を見ていきましょう。

1つ目に紹介するのは、「背面クッション」です。
小学生は、平均して6kgほどの重さのランドセルを背負っているとされています。
そのため、ランドセルの重さを扱いきれずにバランスを崩してしまうことも考えられるでしょう。

バランスを崩して倒れた際に心配なのが、後頭部を打っていないかということです。
上記でもご紹介しましたが、転倒の際にお子さまを守ってくれるのがこの背面クッションなのです。

2つ目に紹介するのは、「反射材」です。

小学生は明るい時間に帰宅することが多いのに、ランドセルに反射材は必要なのかと感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、冬場は16時台でも薄暗い地域もありますし、悪天候時は運転手の視界は悪くなります。
こういった場合に備えて、反射材はランドセルに必要な機能なのです。

ランドセルのなかには、反射材が初めから付いていないものもあります。
その場合には、後付けの反射材テープやハートや星形の反射シールを購入し、ランドセルに取り付けるようにしましょう。

3つ目に紹介するのは、「ナスカン」です。

小学生の多くは、ランドセルのサイド部分にあるナスカンに給食セットや体育着などを入れた巾着を下げて登下校します。
しかし、その紐が自転車や車に引っかかってしまったり、エレベーターのドアに挟まってしまったりといった危険性があり、重大事故につながりかねません。

そこで、一定の負荷が掛かるとナスカンを取り外せるようなランドセルも増えてきました。
一度外れたナスカンも取り付ければ再使用可能のため、危険時でも躊躇なく取り外せるようになっています。

□まとめ

本記事では、ランドセルの必要性・役割などをご紹介しました。
ランドセルの必要性・役割を知る機会になれば幸いです。

また、お子さまの通学用ランドセルをお探しの方は、カバンのフジタまでお気軽にお問い合わせください。

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