ランドセルのデザインや機能はどのように変化してきた?ランドセルの歴史をご紹介!

ランドセルはどんどん進化しています。
お子さまのランドセルを選ぶ際、親御さまのときとランドセルのデザインや機能が大きく変わっていて戸惑うなんてことはありませんか。
この記事では、ランドセルがどのように変化しているか、今のランドセルのトレンドについて紹介します。
 
 
ランドセルが一般的に普及したのは1960年代ごろと言われています。
それでは、世代別にランドセルの変化を見ていきましょう。
 

*おじいちゃん・おばあちゃん世代(1960年代ごろ)

 
このころのランドセルの価格は、今よりも物価が安かったため2500~3600円くらいでした。
素材は牛革のものが多く、赤黒のランドセルが登場した時代です。
サイズも今よりもコンパクトなものが主流でした。
 

*お母さん・お父さん世代(1980~90年代ごろ)

 
バブル経済、そしてバブル崩壊という時代の中で、ランドセルの価格は大きく変化しました。
1980年代初期は2万円弱だったものがバブル崩壊後には3万5千円前後にまで上昇しました。
 
このころから人工皮革が登場しましたが、まだ問題もあったため、天然皮革の方が人気がありました。
赤と黒が主流なのは変わりませんが、オーダーメイドランドセルが登場し、カラーやデザインに選択肢が生まれ始めることとなりました。
 

*2000年代ごろ

 
一時期はデフレによりランドセルの価格は3万円を切るまでに下がりましたが、その後は3万円台に回復し、平均価格は高騰していきます。
 
2000年代で一番大きな変革はカラーバリエーションです。
小売大手の販売店が24色というバリエーションのランドセルを販売し、赤と黒以外のランドセルを求めやすくなりました。
 
また、それまでは祖父母や両親が選んだものを子どもにプレゼントとして送るという形から、本人が選ぶことを重視した形へと変化してきたのもこのころです。
 

□今どきのランドセル事情について

 
ランドセルの変化についてみていきましたが、現代のランドセルはどのようになっているのでしょうか。
今どきのランドセル事情を4つの観点から紹介します。
 
1つ目は、カラー・デザインについてです。
豊富なカラーバリエーションとデザイン性に凝ったランドセルが多く選べるようになっています。
お子さまの要望にぴったり合う商品を求めやすくなっていると言えます。
 
2つ目は、大型化と軽量化です。
教科書やノートがB5サイズからA4サイズに変化していることにともない、ランドセルも大型化しています。
 
大型化が進むと、ランドセルの重さが重くなってしまうという課題がありますが、近年では軽量化も進んでいます。
人工革や軽量化本革を使って、お子さまの身体に負担をかけないようなランドセルが開発されています。
 
3つ目は、機能性についてです。
機能面でも大きく進化しています。
例えば、ランドセルの留め具にオートロック機能が標準装備されました。
自分で留め具をロックせずとも、自動でつまみが回る仕組みとなっています。
留め具を閉め忘れて中身が全部出てきたなんてことは起きなくなっているのです。
 
このほかにも商品によって細かな機能が付けられているので、商品ごとにチェックしてみてください。
 
4つ目は、価格についてです。
近年では、幅広い価格帯の中からランドセルを選べるようになっています。
平均価格は5万円ほどとなっていますが、大手メーカーで販売されている量産型のランドセルの中には1万円台のものもあります。
 
また、6年間使うものなので、お金をかけてよりこだわったものをオーダーメイドで作るという方もいらっしゃいます。
どのようなランドセルが良いのかを十分に検討したうえで価格を設定していくのが良いでしょう。
 

□今はジェンダーレスなランドセルが人気

 
色が赤と黒の2色が主流だった時代は、「女の子が赤、男の子が黒」という考えがありましたが、現在はカラーバリエーションの多様化とともにこの考えが薄れてきています。
ランドセルのメインカラーから、ワンポイントだけ色を変えるというようなさまざまな選択肢を選べます。
 
お子さま好みの色を選ぶというだけではなく、自分だけのオリジナリティを追求するということが主流になっています。
 
カバンのフジタでは13色のカラーを展開し、刺繍やワンポイントのカラーも選べるようになっています。
また、背あては珍しい天然皮革でのカラー展開も行っています。
ランドセルをおろしたときにチラッと見え、個性を出せます。
多くの選択肢の中からお子さまに合うものを探してみてください。
 

□まとめ

 
ランドセルの変遷を紹介しました。
親御さまが小学校に通っていたころと比べて、大きな変化があることに驚いた方も多かったのではないでしょうか。
現代では選択肢がとても広がっているため、お子さまと親御さまがどのようなランドセルを求めているか意思疎通しておくことが大切です。
6年間使い続けられる細部にまでこだわったランドセルをお求めの方はカバンのフジタまでお気軽にご相談ください。

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