カバンのフジタの答え!背負いやすいランドセルの条件

皆さまはランドセルを購入する際に、どのようなポイントに気をつけていますか。
カラーやデザインなどを特に意識して選ぶ方が多いのではないでしょうか。
しかし、それ以外にも気をつけたいランドセル選びのポイントはたくさんあります。
そこで今回は、その気をつけたいポイントの1つである背負いやすさについて詳しく解説します。

□背負いやすさに大きく影響するパーツについて

ランドセル選びをする際には、背負いやすさに気をつけておきたいものです。
なぜなら、体にフィットしていない背負いにくいランドセルであれば登下校時にお子さまの負担になってしまう可能性があるからです。
そのため、自宅から学校までの距離が遠い場合は特に注意が必要です。

最近ではこのような問題の対策として、快適な背負い心地を実現するための工夫が施されたランドセルがたくさんあります。
ここからは、その工夫が施されているパーツについて紹介します。

1つ目は、背カンです。
このパーツの名前は、専門用語なので聞きなじみがない方もいるでしょう。
これは、本体と肩ベルトを繋げるために使われているパーツを指します。
負荷がかかりやすい部分なので、背負い心地に大きく関係する大切なパーツです。

背カンが左右に開くように設計されていると、フィット感が増すと言われています。
このような工夫が施されていても、肩ベルトが不適切な長さであれば快適な背負い心地は実現できません。
そのため、ランドセルを購入した後はベルトの長さを調節するようにしましょう。肩ベルトの調整の目安は、地面に対してランドセルが垂直である状態になるよう調整しましょう。

2つ目は、肩ベルトです。

肩ベルトには各ブランドにおいて様々な工夫をしております。
肩ベルトが立ち上がっているベルト(アップ型)とそうでないもの(従来型)がございます。こちらに関しましては、お子さまの体型・体格は百人百様でございますので、必ず合う合わないが生じます。両方背負い比べをしてお子さまにとってよりフィット感あるものを選びましょう。

3つ目は、背あてです。
このパーツの形、柔らかさや素材は、背負い心地やフィット感に大きく関係します。
それ以外にも、通気性などにも関係するので非常に大切なパーツです。
背あてに使用している素材も、天然皮革を贅沢にしようしているブランドや、人工皮革などでカラフルに色彩豊かなブランドなどさまざまです。
ランドセル選びをする際は、実際に背あてに触れたり、背あての形状が身体にフィットするのかどうかを確かめるようにしましょう。

□快適な背負い心地の実現に必要な3つの要素について

快適な背負い心地を実現するためには、3つの要素が必要です。
ここからは、その3つの要素について紹介します。

1つ目は、フィット感です。
お子さまの身体にランドセルがきちんとフィットしていなければ、体感として重さを感じやすくなります。
各ブランドが肩ベルトや背あての形状などに工夫をしている最も試行錯誤しているポイントです。
実際に背負って、違和感がない快適なランドセルを選ぶようにしましょう。

2つ目は、通気性です。
お子さまは皆、たくさんの汗をかきます。
ランドセルが身体に対してきちんとフィットするのは非常に大切ですが、背中とランドセル本体が密着しすぎると蒸れを引き起こす可能性があります。
そのため、快適な背負い心地を実現するためには背あてに使用する素材の通気性が非常に重要です。
天然素材を背あてに使用し、素材本来の通気性を活かしたランドセルや、人工素材でも通気性を提唱しているものもございます。
通気性が悪いランドセルであれば、夏場に不快感が生じる可能性があるので注意しましょう。

3つ目は、クッション性です。
背中に直接面する部分などのクッション性の有無は、背負い心地に直結します。
固いものより、適度にクッション性がある方か、長期間ランドセルを背負っていた場合は快適です。
また、クッション性が高いランドセルは外部からの衝撃を緩和してくれるので、登下校中に不慮の事故に巻き込まれてしまった時にも効果が期待できます。

□軽いランドセルの危険性について

重量のあるランドセルはお子さまの負担になるため、なるべく軽いタイプを購入したいとお考えの方も多いでしょう。
しかし、一概に重量が軽ければ軽いほど背負い心地が良くなるわけではありません。
ここからは、軽いランドセルの危険性について紹介します。

それは、耐久性についてです。
軽いランドセルは、耐久性の面で不安要素を抱えている場合があります。
もちろん構造上、丈夫なものもございますが、ランドセルは卒業するまで6年間使用するので、なるべく耐久性が高いものを選びたいですよね。
一度壊れてしまうと再度購入する必要が出てくるので、6年間保証の有無も含め、耐久性には十分に注意しましょう。

最近ではさまざまな工夫が施されており、軽くて丈夫なタイプも増えてきています。
カラーやデザイン以外にも、このような機能性にも目を向けて選ぶようにしましょう。

また、重量のあるランドセルは背負い心地が悪いという訳でもありません。
重量感のある素材が使われていても、背負い心地を良くするための工夫が施されていれば問題ないでしょう。
そうはいっても極端に重たいランドセルは、体力にご不安な新一年生にとっては負担になりますので、バランスを考慮しましょう。
快適な背負い心地を実現するためには、単に軽いだけでは不十分です。その他の工夫されたパーツや素材が重要だということを覚えておきましょう。

□ランドセル選びのポイントについて

ここからは、ランドセル選びをする際に気をつけたい背負い心地以外のポイントについて紹介します。

1つ目は、素材です。
ランドセルには人工素材や天然素材が使われています。
これらは、それぞれ特徴が異なります。
そのため、それらの特徴をよく理解した上で自分に合った素材を選ぶようにしましょう。

2つ目は、カラーやデザインです。
最近の小学生は、赤色や黒色以外のカラーのランドセルを持って登校しているお子さまがたくさんいます。
ひと昔前にはなかったカラーのランドセルもあるので、お子さまの希望をきちんと聞いてあげて選ぶと良いでしょう。

しかし、派手なカラーやデザインを選ぶ際には注意が必要です。
お子さまの希望通りに派手なカラーやデザインのランドセルを買ったとしても、学年が上がるにつれてお子さまの好みが変化し、以前のように気に入って使ってくれなくなる可能性もあります。特に女の子は注意が必要です。
このようにカラーやデザインに関して後悔したと感じている方は多いので、将来に目を向けて十分に考えてから選ぶのがおすすめです。

□まとめ

今回は、ランドセルの背負いやすさについて解説しました。
登下校時のお子さまの負担を減らすためにも、背負いやすさに十分に注意してランドセル選びをするようにしましょう。

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