万が一ランドセルが壊れたらどうすれば良い?修理について解説します!

ランドセルの耐久性は非常に高いですが、絶対に壊れないわけではありませんよね。
万が一壊れてしまった場合、どう対応すれば良いのでしょうか。
この記事では、ランドセルの修理について解説します。
ランドセルのご購入前にぜひご覧ください。

□ランドセルが壊れたらどうする?

ランドセルが壊れてしまった時は、まずはランドセルメーカーに問い合わせましょう。
修理の対応をしているかの確認を取ります。
電話をかける前に、ランドセル購入時の保証書を用意しておくとスムーズに進められます。

もし保証書がなくても、慌てる必要はありません。
購入場所や購入時期、ランドセルのモデル、型番などの情報を用意しておけば、対応してもらえる可能性が高いですよ。
ネットショップで注文したのであれば、注文受付メールや商品発送のお知らせメールに記載されている注文内容の部分から確認しましょう。
事前に控えておくと安心ですね。

□ランドセルの修理の流れと期間について

まず、壊れたランドセルを購入した店舗やメーカーに持っていきます。
多くの場合、電話で確認を取った時に対応を案内されるので、それに従って進めていくと良いでしょう。
ランドセルにキーホルダーや防犯ブザーが付いている場合は、外してから預けます。

修理にお時間を頂く場合は、修理の間でもランドセルが使えるよう、代替のランドセルが貸し出されます。
しばらくの間は、その貸し出されたランドセルでお過ごしください。

そして、壊れたランドセルの修理が始まります。
1つ1つ丁寧に修理するので安心してくださいね。

修理が完了すると、店舗やメーカーから修理完了の連絡が来ます。
そうして、修理済みのランドセルが引き渡されます。
貸し出されていたランドセルはこのタイミングで返却しましょう。

修理にかかる期間は、内容によって異なります。
ここからは5つの具体例を挙げて修理期間をご紹介します。

1つ目は、肩ベルトが切れそうな場合です。
肩ベルトはランドセルの重量が最もかかるので、壊れやすい部分です。
付け根から切れてしまったり、ベルトの穴の部分から裂けてしまったりします。
この場合は、およそ3週間から1か月の修理期間を要します。

2つ目は、自動ロックが壊れている場合です。
自動ロックは、砂が入ったり、無理な力が加えられたりすると壊れやすいです。
ここが壊れてしまうと、カブセが固定されないので収納できなくなってしまいます。
自動ロックの修理には、およそ2週間から3週間かかります。

3つ目は、カブセのコバの剥がれやヘリ巻きのほつれがある場合です。
劣化していくと、カブセのコバやヘリ巻きの劣化が目立つようになる可能性があります。
見た目が悪くなるので、修理しておいた方が良いでしょう。
およそ3日から1週間で完了します。

4つ目は、ナスカンが壊れている場合です。
ナスカンは、壊れると交換が必要です。
長くても3日程度で修理が完了します。
お店によっては、その場で修理の対応をしてくれるかもしれません。

5つ目は、背カンが壊れている場合です。
背カンは、ランドセルの本体と肩ベルトを繋げる部分のことを指します。
重量の負担がかかるので、肩ベルト同様壊れやすい部分です。
背カンの修理は、およそ3週間から1か月程度かかると見込んでおくと良いでしょう。

 

□自分の手でランドセルを修理する方法はある?

簡単な修理であれば、ご自身でも可能な方法があります。
まず、肩ベルトが壊れている場合です。
ベルトがちぎれていたり、糸がほつれていたりする場合は、以下の手順で修理しましょう。

始めに、革用ボンド、縫い針2本、千枚通し、接着剤、釣り糸を用意します。
糸がほつれている場合は、ほつれた部分をPEラインで縫い直して、接着剤で糸を固定すれば修理完了です。

ベルトがちぎれている場合は、革用ボンドでベルトを元の形に繋げます。
その上からPEラインで縫い付け、接着剤で固定します。
針が通らない場合は千枚通しで穴を開けて対応しましょう。

次に、ナスカンが壊れている場合です。
ナスカンが壊れた場合は、交換のほかに手段がありません。
メーカーによってはナスカンの部品だけ送ってもらえるので、ご自身で交換すると良いでしょう。

最後に、カブセや大マチの傷の修復をしたい場合です。
この修理方法は、ランドセルの素材によって異なります。

牛革であれば、革専用のクリームを塗って直しましょう。
それでも直らない場合は、革専用の補修用マニキュアがおすすめです。
実際のランドセルよりも少し暗めの色を選ぶと良いですよ。

コードバンであれば、コードバン専用のオイルやクリームを使用します。
性質上どうしても艶が出てしまうので、マットなランドセルの場合はプロに任せた方が良いかもしれません。

クラリーノであれば、油性ペンが活躍します。
同色のペンを用いると、少々の傷は隠せます。

□まとめ

今回は、ランドセルの修理について解説しました。
ランドセルをご自身で修理する方法についても解説しましたが、やはりプロに任せるのがおすすめです。
ランドセルには6年間の修理保証があることがほとんどなので、ぜひそちらを活用してください。

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