ランドセルは長い目で見て選びましょう!

6年間きちんと使えるか?は大事なポイントです!

ランドセルは、新品のうちは強度の違いがあまり感じられません。
「壊れることなんて本当にあるの?」と思うかもしれませんが、油断は禁物。
ランドセルが傷むきっかけは、日常のちょっとした場面に潜んでいます。

丈夫で6年間壊れにくいのは天然皮革のランドセル、と言われていますが、
これは人工皮革と天然皮革とで生地の構造が異なるためなんです!

ランドセルはこんな場面で傷みます!

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ランドセルの中でも特に負荷がかかり、傷みやすい部分が2箇所あります。

1つ目は、肩ベルトの付け根です。
普段、あまり気にしないうちに傷めてしまいがちな部分です。

例えば、お部屋のお掃除の時に移動させようとして、片方のベルトを掴んで持ち上げるとします。
この時、ランドセルの重さがベルトの付け根に集中してしまいます。

荷物が多い日のランドセルは、大人もびっくりするほど重いものです。
何てことのない動作に思えても、繰り返すことで肩ベルトが傷んできます。
最終的には、ベルト穴から亀裂が広がってちぎれてしまう可能性もあるんです。

上部

2つ目は、大マチの部分です。
2010年から、小学校の教材は今までのB5サイズよりひと回り大きいA4サイズに変わりました。
上級生になれば、教材の量も増えていきます。
それに対応できるように、ランドセルも年々大きくなっています。

しかし、一般的にマチ幅が大きくなるほど、ランドセルは形を保つのが難しくなるのです。

小学校では、ランドセルを背負ったまま壁にもたれかかったり、ランドセルを枕にして机に突っ伏したりと、
ランドセルがお子さまの体重を受け止める場面が多くあります。

補強力をアップさせる対策がされていないランドセルですと、6年使う中でランドセルがつぶれたり、歪んだりといった型くずれを起こす可能性があります。

天然皮革は繊維の構造が複雑だから丈夫!

上記でお話ししたような破れや故障を気にされる方であれば、
「丈夫な天然皮革のランドセルを選ぶと良い」
と聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

天然皮革のランドセルがなぜ丈夫なのか、その理由を解説いたします!

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人工皮革は石油から作られる素材です。
天然皮革を再現して作られていますが、構造は天然皮革よりも単純で、生地が伸びやすくできています。

特に強度の対策をしていない人工皮革のランドセルは、肩ベルトやかぶせが破れるという故障が天然皮革のランドセルよりも多いようです。

ただし軽くて雨に強い素材ですので、お好みで選ばれるお客様もたくさんいらっしゃいます。

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一方、牛革、コードバンなどの天然皮革は、動物の皮からできています。

動物の皮は繊維が複雑に絡み合っているため、破れにくのです。
硬い生地でありながら、柔軟でキズに強い素材となっています。

様々な衝撃に耐えられる構造が、天然皮革のランドセルの丈夫さの理由です!

天然皮革の良さは6年後に分かります!

天然皮革のランドセルが良いと言われるのは6年間通しての使用感にあります。
次回の「天然皮革の良さは6年間使うと分かります!」では、天然皮革のランドセルの魅力をご紹介します!

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