ランドセル選びの重さについて！重視するポイントを解説！

小学生のお子さまにとって、6年間の小学校生活で必須となるランドセル。
もちろんデザインを重視したいところではありますが、その快適性も重視しなければなりません。
ランドセルには教科書やノートなどを入れると、その重さはおよそ4キログラムまで及ぶので、小学生の身体には負担になることもあるでしょう。
そのため少しでも軽いランドセルを選んであげたいところですが、軽すぎてもデメリットが生じてしまいます。
ポイントはランドセルの軽さではなく、「背負いやすさ」です。
今回は、ランドセル選びにおける重さと背負いやすさに焦点を当ててご紹介します。

□軽いランドセルは注意が必要です！

「ランドセルは軽い方が背負いやすい」と思われるかもしれませんが、軽すぎると強度が落ちる可能性があります。
これらのリスクについて以下で詳しく見ていきましょう。

＊強度が落ちる

軽量特化のランドセルは強度を保つためのオプションや機能がついていないことが多く、これが劣化のスピードを早める原因になってしまうのです。
例えばランドセルの型を保つためのプレートがなかったり、金具ではなくプラスティックが用いられていたりと、お世辞にも丈夫そうとは言えませんよね。

小学生の間は、おそらく登下校や学校でランドセルを過度に使用することも多いと予想されるので、丈夫であることに越したことはありません。
ランドセルは6年間使うものなので、途中で壊れてしまうのは避けたいところです。

□ランドセル選びにおいては背負いやすさが重要！

ランドセル選びをする上で大事なポイントは3つあります。まずはそこを意識しましょう。

1.　重く感じなければ問題無い

「重さ」自体が問題なのではなく、「軽く感じる」かがキーなのです。
ランドセルのサイズや形が身体にフィットしていれば、身体全体でランドセルを支えられ重く感じることはないでしょう。
重く感じる原因として「肩だけに重さがのしかかる」ことが挙げられ、身体全体に重さを分散できていないランドセルは数字では軽くても実際は重く感じることがほとんどです。

2.　数字だけを見過ぎない

実は100グラムの差は、そこまで大きいものでもなくほぼ誤差のようなものです。
500グラム以上になってくれば確かに体感の重さも変わりますが、100〜400グラムの違いだけで軽さを決めるのは避けましょう。

3.　重さは成長とともに気にならなくなる

実際に手に取ってランドセルを選ぶ段階で重さが気になるかもしれませんが、お子さまは成長とともに身体が大きくなるのですぐに慣れます。
そのため、重さ重視で選ぶのではなく背負いやすさや形をよく見て選びましょう。

□背負いやすいランドセルを選ぶべし！

ランドセルを購入する際の重さの目安は、およそ1100グラム〜1300グラムです。
ただ、素材によって重さの目安が変わり、人口皮革のランドセルは1000グラム〜1200グラム、牛革のランドセルは1200グラム〜1400グラム、コードバンと呼ばれる馬革のランドセルは1300グラム〜1500グラムだと思っておきましょう。
購入する際は、これらの目安を元に重すぎず軽すぎないランドセル選びをしましょう。

上記のように、ランドセルの重さの目安が1000グラム以上であるため、これを下回ると身体に合わず使いにくくなってしまいます。
実際に軽量化を売りにしたランドセルで、900グラムほどのものを購入したは良いものの、お子さまの成長とともに仕様に伴う肩の痛さが現れるようになったという事例があります。
長さを調節したり、他にも工夫を施したりしてなんとかなれば良いですが、最悪の場合買い直しになる可能性もあるでしょう。

ランドセルの平均相場価格は、5〜7万円なので買い直すとなると合計で10〜14万円となり、決して安くはない価格となります。
買い直す余裕があれば問題ないですが、余裕がない場合は修理、あるいは手直しで対応しなければいけません。

お子さまにとってランドセルの使いづらさは、学校に行くモチベーションの低下にも繋がりかねないので、ただ単に軽いランドセルでなく、「背負いやすい」「身体への負担が少ない」ランドセル選びをすることが重要だと言えますよね。

□まとめ

ランドセル選びを成功させるキーは、「背負いやすさ」「身体へフィットしているか」です。
重さばかりに囚われてしまうと最終的には使いづらくなり、お子さまの身体だけでなく心の負担になってしまいます。
小学校生活という心が多感な時期において、お子さまに快適・安全に過ごしてもらうために、「使いやすさ」重視のランドセル選びをおすすめいたします。
ランドセル選びでお困りの方は、ぜひカバンのフジタまでご連絡くださいませ。
お子さまに最適なランドセル選びをご一緒させていただきます。