海外で注目!ランドセルは日本の文化

ニューヨークのサラリーマンに日本のランドセルが人気!

ハリウッド女優ズーイー・デシャネルさんがプライベートで赤いランドセルを愛用!

 

「ランドセルは海外でも人気」というのをテレビなどで観た方も多いと思います。

たしかに、空港のお土産品売り場やデパートで「お土産」にランドセルを購入する外国人観光客はたくさんいらっしゃいます。

海外のニュースサイトで「日本に行ったら買いたいお土産」としてランドセルが紹介されて一躍人気になったそうです。

 

でもこれだけで「ランドセルがファッションアイテムとして大人気!」とは作り手の私たちも思っていません。ファッションアイテムとして大ブームになっているなら、日本でも大人たちが背負っているはず。

海外の人たちから見ると「学校に通う子どもたちが機能性が高く、丈夫な同じようなデザインのカバンを持ってる」のが珍しいようです。

 

今回は日本のランドセルについて海外の反響をご紹介していきましょう。

 

 

海外でランドセルが注目される理由

1.アニメやドラマの影響

 

日本のアニメやドラマは海外でも人気。中でも学校生活のシーンのある作品はとりわけ人気があります。

日本の学校の習慣は海外とは異なるものが多く、同世代の子どもや若者たちが関心を持っています。中には日本の学校生活に憧れる子もたくさんいます。

 

韓国の都市部の小学生の多くが日本のランドセルに近い背負いカバンを、ドイツでは「ランシェル」と呼ばれる様々な素材の背負い兼手提げのカバンを使用しています。

しかし、決まったカタチの通学カバンがない国がたくさんあります。

 

揃いの「通学カバン」という概念がない海外の人たちにとって、日本の子どもたちがみんな持っている「ランドセル」は日本の学校生活の象徴になっています。

 

2.日本のランドセルはデザインがkawaiiかわいい

 

海外の人たちから「日本はなんでもkawaii(かわいい)にしてしまう不思議な国」というイメージがあります。

「通学カバンは教科書が入って丈夫ならOK!」

と考えている国の人たちの目には、丸みがありカラフルな日本のランドセルはとてもキュートに見えるようです。

 

最近は刺繍やキラキラのスパンコール、かっこいいモチーフなどで装飾されたランドセルが増えてきたので「kawaiiが加速してる!」という感想が聞かれます。

 

小さい子どもたちが、色とりどりのランドセルを背負って登校する日本では当たり前の光景も海外の人には珍しく映るようですね。

 

3.日本のランドセルは丈夫で使いやすい

私たちが思っているよりも「メイド・イン・ジャパン」は海外での信頼はとても高いのです。

 

ランドセルは子どもたちの使いやすさと快適さを追求して改良を重ねてきました。

A4サイズのファイルは入るし、収納力もたっぷりあります。

しかも素材も縫製の品質も高く、耐久性が高いとなればその評価は高まるばかり。しかし、ランドセルは誰でも手に入れやすいお手頃価格ではありません。そのため、新品のランドセルは”大人”が使用していることが多いようです。

 

4.日本からの支援品としてのランドセルが注目

持ち主が小学校を卒業したらランドセルの役目は終わり?

思い出の詰まったランドセルをそのまま保管したり、定期入れやペンケースなどにリメイクしたりという方法が知られています。

しかし「まだ使えるランドセルを役立てたい」という方に知っていただきたいのが、海外への寄贈です。

物資が不足している国へ、子どもたちの学習支援のために日本で役目を終えたランドセルを寄贈する活動をしている団体があります。

日本から届いたランドセルが学校へ行くきっかけになった子どもたちがたくさんいます。

使いやすくて耐久性のある日本のランドセルは、海外の子どもたちに勉強する機会と勇気を与える支援品として注目されています。

 

 

ランドセルは日本の文化

小学生の通学カバンとして、ランドセルが定着してきました。昨今では海外でも色々な方面から注目されており「ランドセルは日本の文化」と言っても過言ではないでしょう。

 

他のカバンとは違い「子どもが背負いやすく快適に使える」こと追求してきたのがランドセルの歴史です。

・ 通学路を歩く時に両手が使えるように背負えるカバン

・ 成長期の体に負担がない構造

・ 体の成長に合わせて調節できるカバン

・ 教材や荷物がしっかり入る大容量

・ 6年間使える耐久性

・ 子どもが愛着を持てるデザイン

 

…その他にも子どもたちのために、たくさんの工夫がされてきました。

どこのご家庭でもランドセル選びは真剣そのもの。大切なお子さまを思っているからですよね。

その気持ちに応えるために、メーカーもランドセルを作っています。

 

フジタのスローガンは 「子どもの笑顔をつくるランドセル」です。

子どもたちが笑顔になれば、社会も世界も明るくなります。

 

ランドセルは小学生の通学カバンでしかありませんが、親御さまやご家族、社会の子どもたちへの温かい気持ち”ランドセル”というカタチにしてお届けしています。

 

海外では機能性やデザインが評価されているランドセルですが、きっと「子どたちを大切にする日本の文化」も一緒に伝わっているのではないでしょうか?

 

メイド・イン・ジャパンの象徴、kawaii(かわいい)文化の発信、そして海外の子どもたちへの支援。今後もランドセルは海外からの注目を集めていきそうです。

 

 

 

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